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【現地レポ】2026ミラノ五輪会場をめぐってみた! 意外な準備状況とは?

2025年04月09日 07時30分更新

文● 中山智 編集●こーのス/ASCII

 前回、ANAが昨年12月に就航した羽田-ミラノ便の搭乗レポートをお届けしました(連載記事「【ANA最長フライト】羽田→ミラノ 北極越え15時間! 実際に乗って分かった乗り心地&注意点は?」)。ミラノといえば、1年後にミラノ・コルティナ2026 冬季五輪(2026年2月6日~22日)の開催を控えた地です。現地での熱気はどうなのかなと、一足先にミラノ近郊の五輪会場を回ってきました!

1年後に五輪開催を控えたミラノの様子をレポートします

●ミラノの交通手段は24時間券が便利

 まずはミラノでの移動の準備から。ミラノも基本的に地下鉄やトラム、バスといった公共交通機関のチケットは共通。また地下鉄などはクレジットカードのタッチ決済でも改札を通過できます。

ゲーミングPCのような発色の改札機が設置されています

 ただ何度も乗車する場合は、乗り放題のチケットを購入したほうがオトク。今回は駅券売機で24時間券(7.6ユーロ/約1220円)を購入しました。これでミラノの会場巡りは問題なしです。

24時間券は券売機で購入できます

24時間券を改札にかざすことで通過できます

●五輪モードのドゥオーモ広場へ

 最初に訪れたのは、ミラノで最もメジャーな観光スポット「ドゥオーモ」前の広場。この広場にミラノ・コルティナ五輪を記念したカーリング場やアイスホッケー競技場が期間限定で設営されていたんです。現地で五輪開催を盛り上げていこうという感じが伝わってきます

ドゥオーモ広場には臨時のカーリング場が設営されていました

大会スポンサーであるサムスンのポップアップストアも賑わっていました

ミラノの古い街並みにトラムがよく似合います!

こちらがトラムの車内の様子です

●開会式会場はサッカーの聖地「サン・シーロ」

 ドゥオーモ広場の近くからトラムに乗り、およそ30分で到着したのが、開会式の会場「スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(通称サン・シーロ)」です。普段はインテルとACミランの本拠地として知られる巨大スタジアムで、サッカーの聖地です。

開会式会場となるスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(サン・シーロ)です

 この7万5000人を収容するという巨大なサッカースタジアムが、ミラノ・コルティナ五輪の開会式会場として利用されます。今回の大会は新設される会場は1箇所のみで、既存の建物を活用するという方針。そのためサッカースタジアムが開会式会場となっているわけです。

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