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任天堂「Nintendo Switch 2」グラフィック性能は初代の10倍に

2025年04月04日 12時00分更新

 NVIDIAは任天堂が6月5日に発売する新ハード「Nintendo Switch 2(ニンテンドースイッチツー)」に関するブログを公開した。本機は初代Nintendo Switchの10倍に相当するグラフィックパフォーマンスを備えているという。

 Nintendo Switch 2はTVモードで4K/60fps(1080p、1440p選択時は120fps)、テーブル・携帯モードで1080p/120fpsのゲームプレイを実現。HDR最大120Hz可変リフレッシュレートに対応する。

 任天堂の公式リリースによると、Nintendo Switch 2のCPU/GPUには「NVIDIA社製 カスタムプロセッサー」を採用。カスタムということで市場に出回っているPCパーツと違い、単純な性能比較はできない。

 記事では、カスタムプロセッサーには没入感のある照明や反射、影を作り出すレイトレーシング技術を持つ「RTコア」と、DLSS(ディープラーニング スーパー サンプリング)機能を強化する「Tensorコア」を備えると説明。

 DLSSは「モンスターハンターワイルズ」の設定でも話題になったが、要するに「AIで補正して解像度を向上させる」機能だ。これにより、消費電力を抑えつつグラフィックをスムーズかつ美麗に保つことができる。

 また、Tensorコアは顔の追跡ビデオチャットの背景除去も担っており、Switch2の新機能「ゲームチャット」でフレンド同士の顔を手軽に画面に投影するのに一役買っている。

 さらに携帯モードではNVIDIA G-SYNC技術による可変リフレッシュレートで、非常にスムーズでティアリングのないゲームプレイを保証するという。

 NVIDIAは同社のテクノロジーがプレイヤーと開発者の両方にメリットをもたらすと語り、ブログを締めている。

 任天堂の技術者がNintendo Switch 2開発の裏話を語る「開発者に訊きました」も、記事執筆時点で「本体編」と「ゲームチャット編」が公開中。こちらも一読し、Nintendo Switch 2が作られるまでの工夫に想いを馳せてみては。

・開発者に訊きました:本体編
https://www.nintendo.com/jp/interview/switch2/index.html
・開発者に訊きました:ゲームチャット編
https://www.nintendo.com/jp/interview/gamechat/index.html

 
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