Bluetoothスピーカーで人気No.1のJBL、代表機種のFlip 7とCharge 6はロスレス再生にも対応!
2025年04月02日 16時30分更新
ハーマンインターナショナルは4月2日、JBLブランドの新スピーカー「JBL Flip 7」と「Charge 6」をメディア関係者に公開した。Bluetooth接続に対応して、スマホなどで操作した音楽を高音質に再生できるスピーカー製品。製品の発売日や価格などについては追って公開する。
編注:価格はともにオープンプライスで、Flip 7は4月10日発売で直販価格は1万9800円。Charge 6は4月24日発売で直販価格2万7500円という発表がありました。(2025年4月3日)
また、参考出品として「PartyBox 520」「PartyLight Stick」「PartyBox Encore 2」なども展示した。
イベントには新たにJBL製品のブランドアンバサダーに就任したブレイクダンサーのShigekix(シゲキックス)こと半井重幸氏も登壇。PartyBoxが奏でる音楽とPartyLight Stickの光の前でブレイキンを披露した。

参考出品として「PartyBox 520」「PartyLight Stick」「PartyBox Encore 2」なども展示。いずれの機種もライティングが特徴。スピーカーの2機種はAI Sound Boostによる新次元のプロ・サウンドが特徴として謳われている。
JBLを代表するスピーカーが進化
1946年に米国で創業して以来、来年で80周年を迎えるJBLは、Bluetoothスピーカー市場、パーティー向けスピーカー市場でナンバーワンのシェアを誇っている。Bluetoothスピーカーの分野ではペットボトルサイズのスピーカーとしてFlipの初代機が登場した2012年に登場した。その成功もあり、2012年から2024年の比較で世界では12倍、日本では7倍の成長を遂げているという。BCNランキングなどでも7年連続ナンバーワンのシェアを誇っている。
また、マーケットリーダーとしてBluetoothスピーカーの新しい使い方についても積極的に提案している。最近のアンケート調査によって音楽の楽しみ方も多様化しており、リビングや自室での再生だけでなく、キッチンや車内、浴室などでBluetoothスピーカーを使って音楽を楽しんでいる層も増えているそうだ。また、世界ではストリーミングサービスが好調に伸びる一方で、シンクロ権・演奏権といった新たな音楽ビジネスも拡大中。パーティーで音楽を使って盛り上がったり、ダンスを楽しむといった用途での提案もしている。
ロスレス再生やFlip 7、ストラップの取り付けも多彩
新製品のFlip 7は累計5000万台以上を販売したFlipシリーズの最新モデルで3色のマルチカラーを含む、合計9色のカラーバリエーションで展開。
AI処理を活用してスピーカーの能力を引き出す「AI Sound Boost」でリアルタイムに音質調整し、小音量時の音やせなどを防止する機能や、別売のUSB-Cケーブルを使った接続で最大48kHz/24bitのロスレス再生ができる機能が追加された。
スピーカーユニットは45×80mmの長円形ウーファーと16mm径のツィーターによる2ウェイ構成で、パッシブラジエーターも側面に2基搭載する。出力は最大25W+10W。60Hz〜20kHzの再生が可能だ。
本体はIP68の防水防塵仕様で、ステレオペアを組んだり、Auracastによる複数台同時の再生ができたりする。「JBL PORTABLE」アプリを活用した7バンド25段階のイコライジングも可能だ。本体には、PushLockシステムで簡単に取り外しができるカラビナやストラップも装備している。連続再生時間は14時間だが、Play Time Boost機能を活用すると再生時間を2時間延長できる。本体サイズは幅182.5×奥行き71.5×高さ69.5mmで、重量は約0.56kg。
Charge 6は、スマホの充電にも対応
Charge 6は、より大型の製品で、スピーカーユニットは53×93mmの長円形ウーファーと20mm径のツィーターによる2ウェイ構成で、パッシブラジエーターも側面に2基搭載する。出力は最大30W+10W。56Hz〜20kHzの再生が可能になる。加えて、スピーカーをモバイルバッテリーとして使いスマホなどの充電ができるほか、取り外し可能なハンドストラップを付け替えることによって、3種類のスタイルが選べる。
連続再生時間は24時間だが、Play Time Boost機能を活用すると再生時間を4時間延長できる。本体サイズは幅228.8×奥行き94.0×高さ98.5mmで、重量は約0.99kg(ストラップ使用時)。
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