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文章術としてのCursor入門 仕事で使うための実践編

2025年04月11日 17時00分更新

STEP4:校正:語調統一などの品質向上

 AIがほとんど書いてくれるとはいえ、もちろん完璧ではない。基本的な記事ができたら最初からじっくり読み直して校正作業に入ろう。誤字脱字はもちろん、てにをはやアルファベットの大文字小文字などの細かいミスも見逃さないように。

 校正が終わったら最後に全体の文体や語調の統一をしておこう。また、全体の文字数も少し調整したい。

 記事全体を選択してCtrl+K(Macではcmd+K)でインラインチャットを開き下記プロンプトを入力して「Submit Edit」をクリック。

プロンプト:この記事全体を、プロフェッショナルかつ親しみやすい文体に統一してください。また、全体の文字量をもう少し増やしてください

「Submit Edit」をクリック

 AIがプロンプトに従い全文を書き直してくれる。修正された部分はハイライトで色が変わっているので区別できる。問題なさそうな場合は「Accept」をクリックで確定しよう。

 文章全体ではなく、ブロックごとに「Accept(採用)」と「Reject(却下)」を選んで編集していくことも可能だ。

 もちろん書き直してもらった後はもう一度しっかり読み直すことが必要だ。ここをサボると恥ずかしいミスにつながりやすい。

STEP5:SEO最終チェックと公開準備

 記事が完成したら、SEOのチェックもしておこう。文章の全体を選択し、右側のAIパネルを開き下記プロンプトを入力。

プロンプト:この記事のSEO観点での改善点を指摘してください。メタディスクリプションも作成して

 SEO観点から見たアドバイスおよび作成されたメタディスクリプションが表示される。今回はプレーンテキストで作成しているのでHTMLタグ関連の指摘は無視しておこう。

 このように、Cursorを使った企業ブログ記事作成は、単に執筆時間を短縮するだけではない。「内容の濃い記事を定期的に配信する」という企業ブログの課題を、効率よく解決できる総合的なツールとなる可能性を秘めている。

 また、個人ブログであっても「読まれたい」「役立つ情報を届けたい」と考えるなら、Cusorを使ったアプローチも有効だろう。こうした効率化ツールを使うことで、より創造的な部分に時間とエネルギーを注げるようになる。

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