G-Master Velox Mini B860 Intel Editionをレビュー
Arc B580&Core Ultra 5でモンハンワイルズは遊べるの?容量19Lの小型ゲーミングPCで検証
2025年04月02日 10時00分更新
Core Ultra 5 225FはRyzen 5 9600Xと同程度
ここからはベンチマークソフトで性能を見ていこう。まずは定番CPUベンチマークソフトの「CINEBENCH 2024」。CGレンダリング速度からCPUの性能を測ってくれるもので、結果は「pts」という独自単位のスコアーで表示される。
なお、試したテストは全コアを使用する「Multi Core」と、1つだけ使用する「Single Core」の2つ。実行時間は標準設定の10分以上のままにした。
結果はMulti Coreで922pts、Single Coreで125pts。同価格帯のRyzen 5 9600X(6コア/12スレッド)がMulti Coreで914pts、Single Coreで130ptsなので、ほぼ同等の実力と言える。ミドルクラスのゲーミングPC用のCPUとしては十分な性能だろう。
ちなみに、Multi Coreテスト実行時の消費電力はかなり高くなるだろうと予想していたのだが、CPU Package Powerの最大は約87.6W。121Wの制限にも届いていない。これはCPUがサボっているというわけではなく、フルに動かしても制限がかからないほど消費電力が少ない(つまり、電力効率がかなり高い)ということの証左だ。
また、CPUの最大温度も66度までしか上がっていないことを考慮すると、PL1の電力設定は標準の65Wではなく、80Wや90Wあたりの設定にしても十分耐えられそうだ。自己責任にはなるが、Multi Coreのスコアーを伸ばしたいのであれば、PL1の電力設定を変更してみるのもいいだろう。
コスパ重視の入門向けのゲーミングPCとはいえ、こういった遊べる余地が残されているところも、G-Master Velox Mini B860 Intel Editionの魅力の1つだ。
Arc B580は3DMarkでRTX 4060の同等以上
先述の通り、試用機のビデオカードは定番のNVIDIAやAMDのGPUではなく、インテルのArc B580だ。新勢力だけに性能が読めない部分が多く、不安に思う人もいるだろう。というわけで、まずは定番の「3DMark」でチェックしてみた。
3DMarkはビデオカードの3Dグラフィック性能を計測するベンチマークソフトで、数多くのテストが用意されている。まずは、DirectX 12 Ultimateに対応し、レイトレーシングなどの重い処理が多用されている「Speed Way」からだ。
Arc B580はGeForce RTX 4060がライバルなのだが、手元のデータを見る限り、ほぼ同クラスのスコアーだった。これはSpeed Wayに限らず、ほかのテストでも同様だ。
場合によっては、1つ上のGeForce RTX 4060 Tiを上回ることもあった。GeForceは現状品薄だし、Arc B580はより安価ということもあって優良な選択肢と言える。Speed Way以外のスコアーは以下にまとめておくので、ほかのPCとの比較に役立ててほしい。
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