フィッシング対策協議会が「メーラーのS/MIME対応状況の調査結果」を公表
主要メーラーのS/MIME対応状況はOutlookとThunderbirdが優秀だった!
2025年03月28日 18時00分更新
PPAPの代替手段としても注目
3月25日、フィッシング対策協議会の証明書普及促進ワークグループは、一般財団法人日本情報経済社会推進協会、S/MIME推進協議会と協力し、「主要電子メールソフト・サービス(以下、メーラー)のS/MIME対応状況の調査結果を公表した。
S/MIME(エスマイム)とは、「本人から送信されたメールであることや改ざんがされていないこと」を確認できる機能で、メールを暗号化して送信することも可能なことから、いわゆる「PPAP」の代替策としても注目を集めている。
今回の調査は、Windows 10、iOS、Androidの各環境において5つの主要なメーラーの対応状況を確認する内容で、計13種類のうちS/MIMEで電子署名されたメールを成りすましと区別できたのは10種類だった。
一方、S/MIMEで電子署名されたメールを送信できたのは7種類に留まったが、その7種類は送受信共に対応していた。詳細は下記の一覧を参照のこと。
最近のフィッシングメールには、騙ったブランドと無関係のS/MIME電子証明書を添付してS/MIMEに偽装しようとするケースも確認されているが、その場合はメーラーにS/MIME対応を証明するマークが表示されない。送受信共に対応している7種類のメーラーを使っているなら、真偽を見分ける一助になるものの、それ以外の環境では区別が付かないので注意が必要だ。
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