どうしてもノートPCで最高のGPU環境が欲しい人向け
バッテリー駆動時間ものびる? Razer Blade 16 (2025)でノートPC向けGeForce RTX 5090のゲーミング性能を検証
2025年03月30日 12時00分更新
「Marvel’s Spider-Man 2」
Marvel’s Spider-Man 2では、画質を「非常に高い」、レイトレーシングを「アルティメット」に設定し、DLSS FGとMFGは同様に有効化。マップ内の一定のコースを移動した際のフレームレートを計測した。
人や車両の往来に多くのパワーを必要とするのか、最低フレームレートが落ち込みやすい。平均フレームレートでは従来モデルから27〜32%向上と、Razer Blade 16 (2025)が優勢だ。MFGを追加することで2560x1600ドット設定でも60fps以上でプレイできるだろう。
「Indiana Jones and the Great Circle」
Indiana Jones and the Great Circleは、PCパワーに対する要求がSpider-Man 2よりさらに強烈である。画質は「究極」をベースに、パストレーシングは「フルRT」に。デスクトップPC向けのRTX 4090が推奨となる最も重い設定となる。
DLSSは「クオリティー」、DLSS FGとMFGについてはほかのゲームと同様に設定した。マップ「サンタンジェロ城」内の一定のコースを移動した際のフレームレートを計測。
VRAMがGDDR7でメモリー帯域も太いRTX 5090 LTが輝きそうなゲームだが、Razer Blade 16 (2025)の場合、DLSS FGだけの設定では従来モデルとほとんどフレームレートが変わっていない。伸び率で言えば5〜9%とOverwatch 2と良い勝負である。
DLSS MFGを有効にすると2560x1600ドット設定でもフレームレートは劇的に伸びるが、DLSS MFG 4xだと操作にハッキリと遅延が感じられるようになる。そのため、フレームレートを取るかレスポンスを取るか好みの分かれるところだ。落としどころはDLSS MFG 3xあたりだろう。
今回は4K以上の解像度におけるテストは見送っている(理由は前編で解説済み)が、HDMI経由で3840x2160ドットのディスプレーに出力したところ、Razer Blade 16 (2025)ではDLSS FGのみなら平均62fps、DLSS MFG 4xなら平均108fpsとなった。
一方で、Razer Blade 16 (2023)では超低フレームレートにより検証不可能だった。この理由はRTX 5070レビュー記事でも示した通り、VRAMが16GBでは足りないためである。
「Kingdom Come: Deliverance II」
Kingdom Come: Deliverance IIはDLSS FGに非対応。そのため、Smooth Motionの出番である。画質 は「実験的」、DLSSは「クオリティー」に設定した。Razer Blade 16 (2025)ではNVIDIA App経由でSmooth Motionも有効化。マップ内の一定のコースを移動した際のフレームレートを計測した。
Kingdom Come: Deliverance IIも素の状態ではRazer Blade 16 (2025)とRazer Blade 16 (2023)の差が小さいゲームである。平均フレームレートで比較すると10〜13%しか伸びていない。
Smooth Motionを活用することで平均フレームレートは伸びるが、最低フレームレートはまだ60fpsを割り込むこともある。RTX 5090 LTにもう少しパワーが欲しかったところだが、従来モデルよりボディーが薄くなったことを考えれば上出来と言えるだろう。
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