GeForce RTX 4090 Laptopとベンチマーク比較
GeForce RTX 5090 Laptop搭載ゲーミングノートPC、Razer Blade 16 (2025)で内なる平穏を得る
2025年03月27日 22時00分更新
コア数のハンデをものともせぬCPU性能
今回はRTX 5090 LTの検証が軸だと冒頭で述べたが、Razer Blade 16 (2025)とRazer Blade 16 (2023)ではCPU性能に違いがあることを知っておく必要がある。そのため、まずは「CINEBENCH 2024」を利用して馬力を比べておこう。
Razer Blade 16 (2023)のCore i9-13950HXの論理コア数は32基、対してRazer Blade 16 (2025)のRyzen AI 9 HX 370の論理コア数は24基と少ない。しかし、CINEBENCH 2024におけるマルチスレッド性能はRyzen AI 9 HX 370の約1.48倍と圧勝である。
ゲームグラフィックにおけるCPUパワーの必要性を改めて説くまでもないが、高フレームレートを維持するためにはCPUパワーも必要と考えれば、CPU選択の時点でRazer Blade 16 (2025)はかなり優位にある。デスクトップPCならば同じCPUで検証できるが、今のところRazer Blade 16 (2025)ではインテル製CPU搭載モデルがない(CTOオプションに存在しない)のでそれも難しいのだ。
CPU性能が見えたところで、「3DMark」による比較に移ろう。ラスタライズ系テスト及びレイトレーシング系テストでグラフを分割している。
Razer Blade 16 (2025)はどのテストでもRazer Blade 16 (2023)より優位にあるが、最も負荷の低いFire Strikeで約47%増、最も重いSpeed Wayで約20%増となっている。RTX 5090 LTとRTX 4090 LTのCUDAコア数は10496対9728であるため、アーキテクチャーの違いとメモリー帯域の差、加えてCPU性能の差が影響している。
続いてはCGレンダリングをベースにした「V-Ray Benchmark」だ。GPUを利用する「RTX」と「CUDA」それぞれの比較を試みた。5分回した後にスコアーを算出している。
どちらのテストにおいても前世代に比べて25〜30%程度高いスコアーを獲得している。CPUの使用率(タスクマネージャー読み)は、Ryzen AI 9 HX 370で15%以内に収まるため、GPUの性能がスコアーの向上に大きく寄与しているものと考えられる。
次は「Blender Benchmark」である。バージョンは先日解放された「4.4.0」を利用した。レンダーデバイスはGeForceのみを指定している。
こちらもRTX 5090 LTがRTX 4090 LTを上回っている。ちなみに、Radeon 890Mを指定した場合は161.49ポイント、Ryzen AI 9 HX 370では135.99ポイント(いずれもmonsterをレンダリングした場合)だった。RTX 5090 LTのポテンシャルはまさに段違いである。
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