STORMのBTOパソコンで検証
メモリー容量の違いによる速度差はほぼ誤差の範囲内
今回検証にあたっては、STORMの「影界 EK-98X3D57Ti」をお借りした。CPUは、AMD Ryzen7 9800X3D(8コア/16スレッド、最大動作周波数5.2GHz)、マザーボードはMSI「B650 GAMING PLUS WIFI」で、グラボは「NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti 16GB」を搭載。メモリーは「Crucial 16GB DDR5-5600 UDIMM」×2、ストレージはCrucialの「1TB CT1000P3PSSD8」という構成だ。
| 計測に利用したSTORMのマシン構成 | |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D |
| CPUクーラー | ストーム ST-AIO_MAX BK |
| マザーボード | AMD B650チップセット(B650 GAMING PLUS WIFI) |
| メモリー | 32GB(Crucial CT16G56C46U5×2) |
| ビデオカード | GeForce RTX 5070Ti(INNO3D製のモデル) |
| ストレージ | 1TB(Crucial P3 CT1000P3PSSD8) |
| PCケース | ストーム 影界 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
| 価格 | 43万9800円 |
STORMの影界シリーズは、筐体の正面と左側面がガラス張りになっており魅せるゲーミングPCとして特徴の1つとなっている。配線もキレイに処理されており、自作マシンを組み立てるよりも、STORMを頼んだほうがコスパもタイパも断然いい。今回お借りした「影界 EK-98X3D57Ti」はこちらから購入できる。
まずは、メモリー容量によって動作はどうなるのか各種ベンチマークテストで検証したが、結果としてはメモリー容量ではほぼ誤差の範囲内の違いでしか現れなかった。16GB DDR5-5600×2と64GB DDR5-5600×2は、HWiNFO64で確認すると、動作クロックは2800MHzと表示されるので、5600MT/秒であることがわかる。一方、64GB DDR5-5600×4では、1800MHzと表示されるので、3600MT/秒に落ちていることがわかる。CASレイテンシーは、前者が46クロック、後者が30クロックとなり、ナノ秒に換算するとわずかに遅くなっている。
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