JAPANNEXT「JN-IPSC3752UWQHDPR-H-C65W」レビュー
緩やかな湾曲がゲーム以外にもいい!UWQHD+で 21:9の多機能37.5型ウルトラワイドディスプレーがマルチに活躍
2025年03月30日 10時00分更新
作業効率を上げる機能が満載
USB Type-C給電やKVM機能、マルチウィンドウに対応
次は、JN-IPSC3752UWQHDPR-H-C65Wの機能面について紹介したい。
まずは、背面にあるインターフェースを見てみよう。背面にはHDMI、DisplayPort 1.4、USB Type-C、USB Type-B、USB Type-A×2基、オーディオ出力、電源ポートが並ぶ。リフレッシュレートは75Hzで、フレームレートにこだわりがなければゲームも遊べる。
フレームレート重視のゲーム、たとえば対戦型FPSを遊ぶ場合は高リフレッシュレートのゲーミングディスプレーを選んだほうがよさそうだ。
特筆すべきは、USB Type-Cの存在だ。映像出力はさることながら、最大65Wの給電もできるのは便利と言わざるを得ない。
たとえば、ノートPCをUSB Type-Cに接続すれば映像出力と給電を同時にできるし、スマホの充電もできる。思わず「そこにシビれる!あこがれるゥ!」と歓喜してしまうほどに便利なのだ。
また、JN-IPSC3752UWQHDPR-H-C65Wは「KVM機能」にも対応している。KVM機能は、2台のパソコンをディスプレー側で切り替え、1台のキーボードとマウスで操作ができるというもの。
1台のPCはHDMIかDisplayPortとUSB Type-Bに接続し、キーボードとマウスはUSB Type-Aに、2代目のPCはUSB Type-Cに接続する形だ。
接続方法はシンプルだし、簡単操作でどちらか一方のパソコンに切り替えられるのもまた便利だ。デスクトップパソコンはゲーム用として、ノートパソコンは仕事用として有効活用できるかもしれない。別のディスプレーを購入せずにすむため、コスト削減にもつながるだろう。
最後に取り上げたい機能は、マルチウィンドウだ。JN-IPSC3752UWQHDPR-H-C65Wは、入力ソースを2画面に分割表示できる「Picture By Picture(PBP)」と、画面の上にもうひとつの画面を重ねて表示できる「Picture In Picture(PIP)」に対応している。要は、複数の入力ソースを同時に表示できる機能だ。
PBPとPIPは、ウルトラワイドディスプレーでマルチタスク運用をする際に役立つ機能といえる。マルチウィンドウの利用シーンについては、後ほど解説したい。
なお、マルチウィンドウの設定はOSDメニューで行なう必要がある。1台目で「マルチウィンドウ」の種類を選び、「サブ画面入力」で2台目のディスプレーケーブル(USB Type-C、HDMI、DisplayPort)を選べばOK。
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