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冷却、静音性抜群な「WINDFORCEクーリングシステム」に注目!

ゲーム、創作、編集に没頭できる「GeForce RTX 5070 Ti AERO OC 16G」

2025年03月27日 16時00分更新

激冷え、静かに期待できるVGAクーラー

 「GeForce RTX 5070 Ti AERO OC 16G」のVGAクーラーには、「AORUS MASTER」と同じく最新世代の技術が取り込まれている。

 GPUやメモリーからの熱をヒートシンクに伝えるベイパーチャンバーに、凹凸のあるチップ実装面に最適な熱電導性ゲルを組み合わせた大型ヒートシンク。そして従来モデルから風圧/静圧(風を送る圧力)が最大53.6%、風量が最大12.5%も向上した3基の「ホークファン」で、高負荷ワークロードが長時間続く、クリエイティブシーンやゲーミングシーンでも、激冷え、静かさに期待できるのだ。

ベイパーチャンバーとメモリーや電源回路の隙間を埋める熱伝導ゲルを確認できる

サーバーグレードとなる非流動性の熱伝導ゲルを採用している。サーマルパッドと異なり、熱伝導ゲルは基板とチップの段差、隙間を埋め、効率良く熱を伝える

中央のファンは、ブレードの向きが逆になっている「オルタネートスピニング」を採用。隣接ファンの乱気流を減らす効果がある

エッジが上方に持ち上げられているファンブレードや、ブレード表面のスリットが特徴となっている最新世代の「ホークファン」

PCに組み込んでその実力を確かめる

 コンパクトピラーレスケースで組んだテスト用PCに、「GeForce RTX 5070 Ti AERO OC 16G」を取り付けて、その実力を確かめていこう。

テスト環境
CPU AMD「Ryzen 7 9700X」
(8コア/16スレッド、最大5.5GHz)
CPUクーラー CORSAIR「NAUTILUS 360 RS ARGB White」
(簡易水冷、360mmラジエーター)
マザーボード GIGABYTE「X870 AORUS ELITE WIFI7 ICE」
(AMD X870、ATX)
メモリー CORSAIR「VENGEANCE DDR5 CMK32GX5M2B6400C32」
(16GB×2、DDR5-6400)
ビデオカード GIGABYTE「GeForce RTX 5070 Ti AERO OC 16G」
(GeForce RTX 5070 Ti、16GB GDDR7)
ストレージ Samsung「980 PRO 2TB MZ-V8P2T0B」
(2TB M.2 SSD、PCIe4.0×4)
PCケース ドスパラ「ドスパラセレクト XR」(コンパクトピラーレスケース、ATX)
電源ユニット SUPER FLOWER「LEADEX V PLATINUM PRO 1000W WHITE」
(1000W、80PLUS PLATINUM)
OS Microsoft「Windows 11 Home」(24H2)

GPU-Zの画面。GeForce RTX 5070 Ti AERO OC 16Gは、ブーストクロックが2452MHzから、2588MHzにオーバークロックされている

Power Limitは116%.7%、350Wに引き上げられている

負荷時のGPUコアクロックは、2917MHzまで伸びていた

「GIGABYTE CONTROL CENTER(GCC)」の「FAN Control」から、ファン回転数をカスタマイズ可能だ。なお、ファンはGPU温度が55度以上になると、回転率30%(回転数1000rpm)から動作するようになっている

側面のAEROロゴが発光。GCCから発光色を変更できる

小型ピラーレスケース「ドスパラセレクト XR」に、CORSAIR簡易水冷CPUクーラー「NAUTILUS 360 RS ARGB White」などを組み込んでいる

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