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Coltテクノロジーサービス、NTTドコモの訴訟提起や主張に対して反論

2025年03月25日 11時05分更新

 Coltテクノロジーサービスは、NTTドコモによる3月24日付けの報道発表について、同社の立場をコメント。同社がトラフィック・ポンピングに関与してないこと、総務大臣裁定の結果および裁定に関わる手続きが不当かつ不公正で、市場における慣例からも乖離しており、裁定についての不服を総務省や東京地裁に申し立てていると主張している。

 NTTドコモ側の主張については別記事を参照いただきたいが(「ドコモ、かけ放題を悪用した通話料の過払いに強硬姿勢 Coltテクノロジーサービスに訴訟提起」)、2021年の逮捕例について、同業者に音声サービスの提供をしていたものの、「トラフィック・ポンピング」に関与したことも、それを認識しながら黙認したこともないと主張。関係当局による調査でも不正行為や関与は認められていないとする。

トラフィック・ポンピングについて、総務省側の資料より

 また、トラフィック・ポンピングについては、複数の要因によって引き起こされており、各事業者による適切な利用管理と積極的な監視・報告義務を伴う仕組みが不正行為の抑止に繋がるという考えを示すとともに、今後は東京地裁などでの手続きを通じて、ドコモとの接続料に関する公正かつ中立的な判断を求めていくとしている。

 
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