AnimeJapan 2025は没入感満載のミニテーマパーク! 会場に無限城が出現! 柱稽古も体験できた
2025年03月23日 19時45分更新
世界最大級のアニメの祭典「AnimeJapan 2025」が3月22、23日の2日間、東京ビッグサイトでパブリックデーが開催された。新作アニメの最新情報やキャスト登壇によるトークステージ、人気キャラクターとの触れ合いなど、アニメファン感涙のコンテンツ満載の会場の様子をお届けしよう。
作品を追体験するコンテンツやド迫力のサイネージ展示
ネットによる情報発信、映像配信が当たり前になった現在。アニメの最新情報も日々発信され、新作情報や最新映像などは手軽に取得できるようになった。
それではAnimeJapanのようなイベントには何を求めて来場するのだろうか。それはやはり好きな作品との触れ合いやネットでは得られない臨場感や体験コンテンツなどなのであろう。ここでは工夫をこらしたブース展示を紹介する。
今回最も作り込みをしていたのは、7月から最終章である無限城編が劇場公開される『鬼滅の刃』。単独ブースを設置し、無限城の一部を再現するような造りで展示を行っていた。またアニメ制作を担当しているユーフォーテーブルブースでは、柱による稽古を体験できるコンテンツが用意されていた。
今回アニプレックスブース付近ではスマホアプリを使ったARフォトスポットを展開。アプリでは特別なボイスやモーションを視聴できるほか、ARによる炭治郎と写真撮影ができるようになっていた。
ユーフォーテーブルブースは「タイケン!鬼滅の刃」と銘打ち、5つの体験コンテンツ「伊之助の穴もぐり」「密璃と腕ずもう対決」「岩柱の岩押し稽古」「紙ヒコーキ飛ばしあい競争」「ひょうたん風船を膨らませ」を提供。
毎年大型化し、迫力ある映像を配信しているサイネージは、その大きさもさることながら横に長くすることで視界の隅々までアニメ映像であふれる演出をしていることが多かった。また、臨場感を高める工夫やプロジェクターを使った展示をしているブースもあった。
造形物から、アニメ制作の息づかいが感じられる展示まで
さまざまな表現が楽しめる
AnimeJapanでの展示は、その作品の世界観に合わせたものが多い。2次元の世界を飛び出したそうした展示を見られるのはAnimeJapanを訪れる動機の1つになるだろう。ここでは目に止まった展示を紹介する。
AnimeJapanといえばもちろんアニメ最新情報を知るイベントであり、この場でお披露目となる情報も多い。最後に新情報や新ビジュアルが発表された作品を少し紹介しよう。

作品単独でブースを展開した『魔法少女まどか☆マギカ』は『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』キービジュアル第1弾を公開。公開時期は2025年冬公開予定のまま。ブースでは魔法少女2人と写真が撮れる「魔法少女 3Dフォトスポット」も実施している
アニメ情報はネットが断然早い。AnimeJapanのステージも映像配信されるなど、自宅いながら多くの情報を楽しむことができるが、来場したからこそ楽しめるコンテンツはたくさんあり、アニメ好きならその場の空気を楽しめる工夫が多数見られた。次の機会には参加する楽しみを味わうアニメファンが増えることを期待している。
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