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MSIからまさかのGoogle TV対応ディスプレーが登場、「Modern MD272UPSW」レビュー

新生活にテレビ不要ならアマプラもネトフリも見られる4Kスマートモニターがベストバイ

2025年03月25日 11時30分更新

文● 飯島範久 編集●三宅/ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

 

 最近は、若者を中心にテレビを見る機会が減り、YouTubeなどの動画やNetflixといった配信サービスを見る生活が主流になってきている。そのためテレビ自体を買わない人が増えており、スマホでことを済ます人も多いだろう。

 とはいえ、ドラマや映画はスマホの小さい画面で見るより、大画面で見るほうが迫力もあるし感情移入もしやすいはず。そうしたなかで、Google TV対応のテレビが最近は当たり前になってきている。スマホやPCをつなげなくても、テレビ単体でYouTubeも配信サービスも大画面で楽しめるとあって、筆者の息子たちも、もっぱらテレビでAmazon Primeを見まくっている。

 そんなご時世を意識したのか、PC用のディスプレーを手掛けるMSIが、Google TVに対応したスマートモニター市場に参入してきた。第一弾となる「Modern MD272UPSW」は、27インチの4Kディスプレーで、リモコンで操作して各種コンテンツを楽しめるようになっている。そんなModern MD272UPSWを実際に使ってみた。
※レビューで使用した機材は開発サンプルのため、製品と異なる場合があります

ホワイトのボディでリビングにも似合う

MSI初となるGoogle TV対応スマートモニター「Modern MD272UPSW」

 Modern MD272UPSWは、27インチ4K解像度でサイズは614(W)×414(H)×202(D)mm。ホワイトボディでモダンなデザインが特徴で、リビングに置いても違和感がない。IPS液晶を採用し、リフレッシュレートは60Hz、応答速度は4ms(GTG)なので、けっしてゲーミング向けではない。最大発色数は約10億6433万色で色域はsRGBが99%、DCI-P3が98%、Adobe RGBが94%と広色域で、ビジネスだけでなくクリエイティブ系としても活用できそうだ。

広色域で発色もよく、クリエイティブな作業にも向いている

 輝度は300nitsでHDRにも対応し、コントラスト比は1000:1とメリハリはある。インターフェースは、HDMI 2.0b×1、DisplayPort 1.4a×1、USB-C×1、USB 2.0 Type-A×2(Hub)、有線LAN×1、オーディオ×1を備える。USB-Cは、PD対応で出力は65W。普通のノートPCであれば、十分充電可能な出力だ。また、USB 2.0端子に接続したマウスやキーボードといったデバイスを表示している画面ごとに切り替えて、共有して利用できる。

インターフェースは、HDMI 2.0b×1、DisplayPort 1.4a×1、USB-C×1、USB 2.0 Type-A×2(Hub)、有線LAN×1、オーディオ×1を備える

 ネット周りはWi-Fi 5とBluetooth 5.0に対応。3W出力のスピーカー2個を内蔵しており、Dolby Audioに対応する。

リモコン操作でGoogle TVを楽しむ

Google TVを操作する付属の赤外線リモコン。テレビ用リモコンを意識したデザインで、主要配信サービスのボタンも備えており使い勝手がいい

 本製品注目のGoogle TVだが、基本的にディスプレーをオンにすると立ち上がるようになっている。ネット接続はWi-Fiか100Mbps有線LANで、操作はリモコンで行なう。搭載されているCPUは非公表なのでわからないが、メインメニュー画面では、表示されるコンテンツがメモリーに読み込まれればサクサクと操作できる印象だ。

Wi-Fiの設定もリモコンでサクサクと設定できる

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