知らないのはもったいない! 3月に登場するハーゲンダッツ新作アイス、あなたにも食べてほしい
2025年03月20日 12時00分更新
先日、都内のハーゲンダッツ ジャパン本社にて2025年の事業計画発表会が開催された。
ハーゲンダッツの2025年の事業計画や取り組みの発表のほか、春の新商品の紹介などと盛りだくさんの内容となった。
ここでは当日発表された、新作アイス3種類について紹介する。
【3月4日発売】ミルクアイスクリームの決定版
シンプルを極めた「ザ・ミルク」
まずはミニカップの「ザ・ミルク」。
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ミニカップ「ザ・ミルク」(351円)
3月4日発売
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「ハーゲンダッツのこだわりをシンプルにぜいたくに味わう、ミルクアイスクリームの決定版」と自信を持って送り出す、新フレーバー。
ミルク、砂糖、卵、塩、4つのシンプルな素材だけを使用した、ハーゲンダッツがこだわる素材の味わいを贅沢に楽しめるミルクアイスクリームで、北海道産生乳を100%使用。
品質にこだわり抜いたミルク本来の味わいを最大限楽しめるよう、シンプルな配合にもこだわっているとのこと。口に含んだ瞬間からミルクのコクと甘みを感じるとともに、すっきりとした後味が楽しめる、ミルクアイスクリームの決定版だとうたう。
北海道厚岸郡浜中町という、北海道屈指の酪農地帯で育った乳牛へのこだわりの話も。アイスに使用しているミルクを試飲すると、一般的なミルクと比べ「濃厚だけれど、すっきりしている」といった印象。
実際にカップをいただくと、一口目からとにかくミルクが濃い。しかし後に残らないので、次の一口が進む進む。
ちなみにすっきりと感じられる後味を実現するために加えられているのが、4つの材料のうちの1つの「塩」だそう。
シンプルな素材で仕上げたアイスだからこそ、それぞれの本来の味わいが楽しめる。アイスにおいて「しつこくない」ということが大事だと考えている筆者にとって、後味がさわやかなこのアイスはお気に入りに。
濃いのに、すっきり。ぜひとも実感してほしい……!
【3月11日発売】まるで旅行気分
「世界のデザート セレクション」
続いてはアソートボックスの「世界のデザート セレクション」。
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アソートボックス 世界のデザート セレクション
(コーヒーグラニータ・苺のブランマンジェ・ニューヨークチーズケーキ)(999円)
3月11日発売
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ごほうび感や特別感のある世界のデザートを厳選し、アイスフレーバーにアレンジして詰め合わせたアソートボックス。
箱の中の3種類のフレーバーは、イタリアの「コーヒーグラニータ」、フランスの「苺のブランマンジェ」、アメリカの「ニューヨークチーズケーキ。
まるで海外旅行に行っているかのようなワクワクする気持ちやときめきを感じられる商品だとうたう。
中身は通常のミニカップよりも小さい、70mlのカップが各フレーバー2個ずつ入っている。
まずは「コーヒーグラニータ」。グラニータは、果汁やミルクなどを凍らせたデザートのこと。現地のイタリアでは凍らせて砕いたコーヒーに、クリームを添える食べ方が親しまれている。
コーヒー味のソルベとミルクのアイスクリームがマーブル状にちょうどよく混ぜ合わさっている。予想していたよりもコーヒーの酸味が少しあり、意外にもさわやかに食べられた。
続いては「苺のブランマンジェ」。ブランマンジェとは「白い食べ物」という意味を持つフランス発祥のデザート。
フタを開けると一見白い見た目のミルクアイスクリームなのだが(ここの部分だけでもけっこうミルキーでおいしい)、中には甘ずっぱい苺ソースが入っている。食べ進めるごとに赤いソースがのぞいてくるので、見た目も楽しみながら食べてほしい。
最後は「ニューヨークチーズケーキ」。1900年代のニューヨークで誕生したニューヨークチーズケーキ。じっくりと焼き上げることによるしっとりとした質感が特長で、3種のアイスの中でもっとも馴染みがあるスイーツなのではないだろうか。
まずは濃厚な味わいのチーズケーキアイスクリームを味わってみてほしい。ケーキで味わうようなあのずっしりとした重みのある味わいがうまく再現されている。その中には食感のアクセントとしてクッキーをも入っており、濃厚なのに飽きずに食べ進めることができた。
【3月25日発売】前回販売時も好評!
リニューアルした「SPOON CRUSH」
最後はミニカップ SPOON CRUSH(スプーン クラッシュ)シリーズから「あふれるベリー クッキー&クリーム」「あふれるショコラ 濃い抹茶」。
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ミニカップ SPOON CRUSH(スプーン クラッシュ)
「あふれるベリー クッキー&クリーム」、「あふれるショコラ 濃い抹茶」(各351円)
3月25日発売
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ミニカップ SPOON CRUSHは、2023年春に誕生した五感を刺激する体験型アイスクリームシリーズ。薄く広がったチョコをスプーンでパリッと割る感触と音、さらに割れたチョコからソースがじゅわっとあふれる「パリじゅわ」体験が支持され好評だったという。
今回の販売では「パリじゅわ」体験をさらに楽しんでもらえるよう、よりじゅわっとあふれるソースへと改良した2商品が新登場。
人気のアイスクリームフレーバーに甘ずっぱいベリーソースを組み合わせた「あふれるベリー クッキー&クリーム」と、香り高く濃い抹茶アイスクリームにビターなショコラソースを組み合わせた「あふれるショコラ 濃い抹茶」の2品だ。
このアイスならではの楽しみである「パリじゅわ」体験は、冷凍庫から取り出したあと、少し待つことで、より実感できるんだとか。
発表会では、前回発売時よりも「パリじゅわ」体験を多くの方に楽しんでもらえるよう「ソースのレシピを変更し、短い待ち時間でもとろけやすくじゅわっとあふれやすいソースへと改良」したという説明があった。
まずは「あふれるベリー クッキー&クリーム」から。
まず、チョコが天面に薄く広がっている。スプーンでつつくと、カチカチといった感触。
スプーンが入ると本当に「パリッ」といった音でチョコが割れるのが確認できた。
チョコの下には色あざやかなベリーソース。その下にココアクッキー入りのバニラアイスクリームと、順に重なっていた。
パリパリのチョコ、甘ずっぱいベリーソース、甘いけれどほろ苦いクッキー入りアイスクリームはそれぞれでもおいしいのだが、合わさることでよりぜいたくなおいしさに。
もう1つの「あふれるショコラ 濃い抹茶」もいただいた。こちらも「パリッ」と割れる感触を楽しむと、その下にはショコラソース、濃厚な抹茶アイスクリームと続く。
個人的にはこちらのフレーバーの方が色のコントラストが好み。食欲そそる、きれいな色が出ていると思う。
普段から抹茶そのものだったり抹茶のお菓子やアイスだったりを好んで食べるし、ハーゲンダッツの抹茶も大好き。あの“ハーゲンダッツの抹茶を食べている”という味わいが好みなのだが、実は少々違った感想を持った。
確かに香り高くて、抹茶の味わいが濃いアイスなのは間違いないのだが、チョコやショコラソースと一緒に合わせるのなら、もう少し苦くても良いなと感じた。
単体で食べると抹茶の苦みも程よく感じられるのだが、やはり3つを合わせて食べるのがこのアイスの醍醐味だと感じていたためだろうか、混ざり合った時にすべてが甘く感じてしまった。
もう少し抹茶の苦味を強くして、チョコやソースと対照的な味わいが楽しめれば、重なり合った味わいにもっとボリュームが出るのかも? と思った。
食べごろは○○分待って!
おすすめの「パリじゅわ」タイム
先ほど「短い待ち時間でもじゅわっとあふれやすいソースへと改良」といった話があったことを記載したが、リニューアル後のこの商品は冷凍庫から出してから11分がおすすめの「パリじゅわ」タイムだそう。
カップの横を押して、普段のミニカップよりもやわらかくなった頃が食べごろなんだとか。天面のチョコを割ってみて、ソースが固まっている場合はもう少し待ってみるのがいいそうだ!
ちなみに、カップの上の方を押すと天面のチョコが割れてしまうので、下のアイスの部分を押して確認するのが良いとのこと。
今年もハーゲンダッツに期待!
以上が当日発表された春の新作アイスとなる。
シンプルなフレーバーから食べ方まで楽しめるものもあるので、ぜひお気に入りを見つけて欲しい。
冷凍庫にあるだけで、家までの帰り道もわくわくしてしまうハーゲンダッツ。小さい頃、おばあちゃんの家に行くといつも用意してくれていたハーゲンダッツ。
お風呂上がりや1人でごほうびに食べたり、家族とゆったりとすごす時間のお供にも。ハーゲンダッツこれからも、日常の中のちょっとした贅沢時間を彩ってくれそうだ。
(※文中の価格は税込)
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