【極薄4.2mm】異次元の薄さの折りたたみスマホ「OPPO Find N5」に驚愕する
2025年03月15日 12時00分更新
2月20日に海外で発表されたOPPOの折りたたみスマホ「OPPO Find N5」。閉じたとき/開いたときの両方で“世界最薄”をアピールする新製品だ。今回、その中国向けモデルに触れる機会があったので、まずは外観中心に紹介したい。
中国メーカーが薄型化をさらに進めている折りたたみスマホ
開いた状態ではなんと4.21mm!
日本ではここ数年、ミドルクラスを中心に製品をリリースしているOPPOだが、昨年12月には久々のハイエンド機「OPPO Find X8」を発売。ハッセルブラッドとのコラボによるカメラも話題になっている。
OPPO Find N5もハイエンド級のスペックである点は同じ。SoCは現行最高峰のSnapdragon 8 Eliteで、メモリー/ストレージは12+256GBか16+512GB。ディスプレーは開いた状態では正方形に近い8.12型(1:1.1、2248×2480)で、閉じた状態では約20.7:9の6.62型(1140×2616)。閉じた状態でも普通のスマホ感覚で利用できる縦横比と画面サイズとなっている。
そして肝心の厚み。開いた状態ではなんと4.21mm! まさに異次元の世界。閉じた状態でも8.93mmだから9mmを切っているわけで、普通のスマホ感覚で使えるのも当然というわけだ。
今回はPixel 9 Pro Foldを用意して見比べたが、こちらも5.1mm、10.5mmだから決して分厚いわけではないはず。でも、感覚的には1.5回りくらいは厚みが違うので完全に別物というのが実感だった。
なお、本機もカメラはハッセルブラッドコラボで、5000万画素の標準カメラに、テレマクロ対応の5000万画素望遠、800万画素の超広角の組み合わせ。超薄型の本体に高性能カメラを搭載しているので、カメラ部の出っ張りは相応のレベルとなっている。これは仕方ないところだろう。
詳しい製品紹介はまた後日、ということで第一印象を繰り返しお伝えすることになるが、これまでの横折りの折りたたみ機とは完全に別世界を実現した1台。それだけは間違いない。
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