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カメラでスマホ選ぶならシャオミかシャープ!? ライカカメラ搭載モデルまとめ

2025年03月14日 13時00分更新

 続いてはシャープのライカカメラ搭載スマホ。ちなみにシャオミが「ライカカメラ社との共同開発」をうたっているのに対し、シャープは「ライカカメラ社監修」となっているものの、シャープ関係者によると基本的には表現の違いでは? とのことです。

もう1つの最高峰カメラスマホは日本で開発
「AQUOS R9 pro」

 グローバルで見ても、カメラスマホの最高峰の1台と呼んで差し支えのない「AQUOS R9 pro」。国際展開はアジア圏の一部のみとのことで、海外のユーザーも販売を希望しているのも納得の内容です。

カメラスマホ

こちらも究極のカメラスマホと言っても問題無いでしょう

 メインカメラは約5030万画素ながら、1型よりわずかに大きい1/0.98型。R8 Proまでと異なり、23mm相当の画角でその性能を最大限活かせるようになっています。ここに同じく約5030万画素の望遠カメラ/超広角カメラの組み合わせです。

カメラスマホ

望遠カメラはライカ側のアドバイスもあって、あえて65mmの画角を選択したとか

 望遠カメラは、ペリスコープ型ながらあえて65mm相当と倍率はそこまで高くない代わりに、1/1.56型と比較的大きめのセンサーを用いています。14chスペクトルセンサーで撮影時の光の強さや色味を測定して補正する仕組みが搭載されているのも特徴の1つ。SIMフリーモデルの実売価格は約20万円弱。

カメラスマホ

本体側面にデジカメ用パーツを流用し、半押しも快適に可能なシャッターボタンを用意。キット無しでもデジカメに近いスタイルで撮影できる点はシャオミとの大きな違いです

●カメラシステムの名称
VARIO-SUMMICRON 1:1.8-2.6/13-65 ASPH
●カメラ構成
標準:5030万画素(1/0.98型/F値1.8/23mm/OIS)
望遠:5030万画素(1/1.56型/F値2.6/65mm/OIS ペリスコープ型)
超広角:5030万画素(F値2.2/13mm)

【関連記事】
ライカカメラ搭載の 「AQUOS R9 Pro」に約20万円の価格以上の価値を感じた

カジュアルに買える&使えるライカカメラスマホ
「AQUOS R9」

 20万円コースが当たり前になってしまった昨今のハイエンドスマホに対し、10万円前後の価格帯で、究極の性能は求めない代わりに、ミドルクラスと比べた場合は、カメラの性能も日常の使い勝手も明確に上というモデルになります。

カメラスマホ

大半の人には十分以上なスペックで快適に使えて、カメラの性能も高い「AQUOS R9」。シャープの人気製品

 標準カメラは1/1.55型の5030万画素で「HEKTOR」レンズを採用し、超広角カメラとの2眼構成。このシンプルさが逆に使いやすく感じる人も多いはず。国内メーカー製スマホなので、防水・防塵やFeliCa、国内キャリアの周波数への対応など、細かな部分もバッチリです。

カメラスマホ

1/1.55型センサーと高性能SoCによる画像処理でLEICAの名前も納得の性能

●カメラシステムの名称
HEKTOR 1:1.9-2.2/13-23 ASPH
●カメラ構成
標準:5030万画素(1/1.55型/F値1.9/23mm/OIS)
超広角:5030万画素(F値2.2/13mm)

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シャープ「AQUOS R9」はデザインやチップの変更で評価が分かれたが、実機であらためて実力を検証した

 

元祖ライカカメラスマホと言えば「HUAWEI P9」

 今や「ライカカメラのスマホ」と言えば、シャオミかシャープとなってしまいましたが、少し前はファーウェイとの関係が深かったのはまだまだ記憶にある人も多いでしょう。

 特に下写真の「HUAWEI P9」は、スマホとしての完成度・デザイン性、カメラ性能ともに当時としては衝撃が走るレベルの製品でした。ちなみに発売は2016年6月。もう9年近く前の話になってしまいました……。

HUAWEI P9

標準カメラにモノクロセンサーを組み合わせることで、ディティールに優れた写真を撮影できました。出っ張りがないのもいいですね

 

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