これぞ高性能、Androidスマホで“一番イイ”「Galaxy S25 Ultra」
2025年03月15日 21時55分更新
Galaxy S25 Ultraのメリットと注意点
Galaxy S25 Ultraの良いところは、たくさんあります。たとえば、CPU性能はリッチなゲームがサクサクヌルヌル動くくらい高性能ですし、ディスプレーは6.9型と大きく高精細なので、動画や写真を見るのが楽しくなります。グーグルのAI「Gemini」やGalaxy AIを使えば、スマホが自分の秘書のように動いてくれます。
カメラ性能も突出しており、2億画素の標準カメラに加え、超広角は5000万画素、そして1000万画素の3倍、5000万画素の5倍望遠と、4眼構成なのです。デザイン面も全体的にフラットになって、スッキリした印象を受けます。さらにメモやデッサンに便利な「Sペン」が本体に格納されます。
まさに「あらゆる性能を詰め込んだ」のがGalaxy S25 Ultraなのです。
そんな全部入りの中でも、特にオススメしたいところと、重箱の隅を突くかのような注意点を紹介しますので、購入時の参考にしてください。
メリット1 「これで十分」じゃなく「もっとすごく」な性能
Galaxy S25 Ultraの魅力は、なんといっても圧倒的なスペックです。CPUにはクアルコムとの協業でGalaxyに最適化された「Snapdragon 8 Elite for Galaxy」を搭載。ディスプレーは6.9型の大型有機ELで、解像度は1440×3120ドットと高精細なうえ、画面輝度が2600ニトなので、屋外でも見やすくなっています。また、リフレッシュレート(1秒間に画面が書き換わる回数)は最大120Hzなので、画面のスクロールもヌルヌルです。
原神などのリッチなゲームもたくさんインストールできますし、高性能CPUのおかげでサクサク遊べるのです。もちろん、ゲームをしなくてもCPUが高性能な恩恵はスマホの動作全体に及ぶので、不満が出ないでしょう。
薄型軽量化で、大画面で高精細&高輝度、そして極細ベゼルという本体も推しポイント。毎回新モデルが出るたびに「これ以上どこを良くするんだ?」と思わされますが、それを超えてくるのがGalaxy S25 Ultraなのです。
メリット2 2億画素、驚きの解像感
Galaxy Sシリーズといえばカメラです。歴代、カメラは最上位のものが搭載されています。今回も4眼構成で、全方位に対応できるカメラに仕上がっています。
2億画素というスマホの中でもトップクラスので性能を持つのもGalaxy S25 Ultraの特徴です。2億画素で撮影した写真は圧倒的高画質で、切り抜きしてもディテールが失われません。たとえば遠くに映っているモノが、1200万画素だとぼやけているけど2億画素だとハッキリ見えます。大切な瞬間を高精細に残してくれるのです。
旅行などで活躍する超広角は5000万画素。超広角を搭載するスマホは数多くありますが、画素数が抑えられる傾向にあります。ですが、Galaxy S25 Ultraは5000万画素のセンサーを採用することで、写真の解像感があがり、クオリティーもさらに高くなりました。スナップ写真や大人数での記念撮影など、ますます超広角での撮影が楽しくなるでしょう。
そして望遠は光学3倍と5倍でデジタルズームは最大100倍です。画質の劣化がなく3~5倍の望遠で撮れるのは便利で、被写体に自分の影が映らないように少し離れて3倍で撮る、ネコなどすぐ逃げてしまう被写体を撮影するときは5倍で警戒されないように撮る、なんて使い分けもできます。
メリット3 手軽にできるペン操作、AI機能も簡単に楽しく
Galaxy S25 Ultraの大きな特徴として、専用スタイラスの「Sペン」の存在があります。大画面とペン型デバイスの利点を活かして、メモを取ったり、イラストを描いたりできるのは仕事でも趣味でも役立ちます。
また、Galaxy独自の「Galaxy AI」は、さまざまな機能が追加されました。
写真の編集や翻訳機能はもちろん便利なのですが、今回からグーグルのAI「Gemini」と連携し、アプリを横断したアクションが可能になりました。たとえば「○○フェスの開催日を検索してカレンダーに登録して」というと、イベント開催日を検索し自動的にカレンダーに登録してくれます。
ほかにもYouTubeの動画再生中に「この動画で紹介されている商品を調べてメモ(アプリ)に記入して」と言えばあとから確認できるので、改めて動画を見直す必要がありません。
ほかにもAIがユーザーの行動を学習し、朝昼晩に必要とする情報をまとめて提案してくれる「Now Brief」といった機能も新搭載されました。もはや個人秘書を雇ったかのようですね。
購入時に注意したい2つの側面
本体が大きくて重い
薄型軽量ボディーなのは間違いないのですが、それでも約78×163×8.2mm、218gというサイズと重さは手に余ります。手が小さい人は握りにくいかもしれません。
ディスプレーが巨大でSペンが格納されているので、機能とサイズはトレードオフではあるのですが、それでも大きいのはちょっと……という人には、6.2型と比較的コンパクトなベーシックモデル「Galaxy S25」がいいでしょう。
Sペンの機能が一部削除
これまでSペンはBluetooth接続することで使える機能(シャッターリモコンなど)があったのですが、今回のSペンはBluetooth非対応なので、シャッターリモコンや、Sペンをジェスチャーしてスマホを遠隔操作する「エアアクション」といった機能が削除されました。
バッテリーの駆動時間延長や軽量化のためだと思われますが、これらの機能を使わないという人にとっては特にデメリットではないでしょう。
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