Silent Master PRO Mini B860をレビュー
本当に電源入ってるの? Core Ultra 9をファンレスで運用できるほぼ無音のゲーミングPC
2025年03月12日 10時00分更新
ミニタワーPCながらインターフェースも充実
使いやすさの面では、インターフェースの充実も見逃せない。フロントには天面手前にUSB Type-Cのほか、USB Type-Aを4基(USB 2.0が2基、USB 3.0が2基)備える。また、ヘッドフォン出力やマイク入力もあるので、アナログ接続で使いたいという人にもピッタリだ。
ミニタワーPCとはいえ、背面インターフェースも抜かりなし。USB Type-C(USB 3.2 Gen 2x2)はもちろん、USB Type-Aも5基(USB 3.2 Gen 1が3基、USB 2.0が2基)あり、複数の周辺機器をつなげるのにも困らない。
ネットワーク機能も強く、有線LANは2.5GbEを採用。また、Wi-Fi 6Eを標準で装備しており、LANケーブルが届かない部屋でもインターネット接続が簡単にできるのがうれしい。
家にいる時間のほとんどをPCの前で過ごす人に
Silent Master PRO Mini B860のいいところは、電源が入っていることすら忘れて使えること。ノイズが思考の邪魔にならないため、1日中PCの前で作業する人にとってこれ以上の魅力はない。
もちろん、ゲームの世界に没入したいのに、騒音でたびたび引き戻されてしまうのがイヤだ、という人にもピッタリだ。また、動画のエンコード中でも動作音が気にならない。そのため、寝室の近くにPCがあっても夜中騒音で起こされる心配がない点もうれしい。
ファンレスクーラーでも高い性能が出せる工夫がされているとはいえ、実際どのくらいの性能があるのかは気になるところ。次回のレビューでは、この性能面についてお伝えしよう。
ちなみに、現在サイコムは「サイコム 春の新生活応援キャンペーン 2025
」を実施中で、対象BTOメニューに限るがメモリーの無料アップグレードや、M.2 SSDの値引きが可能。
Silent Master PRO Mini B860なら、メモリーは無料で32GB(16GB×2、DDR-5600)→64GB(32GB×2、DDR-5600)に。SSDは6000円引きで「T500」の1TBから2TBに、9000円引きで4TBに変更できるので要注目だ。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります