サーマルティクが新製品発表会をアキバで開催、本格レーシングコックピットの臨場感に震えが止まらない!
2025年03月08日 18時00分更新
サーマルティク主催の2025年新製品発表会「IMMERE IN THE TT WORLD」がLIFORK AKIHABARA IIで開催された。 2025年に発売される最新のPCパーツを展示するほか、体感型レーシングシミュレーター「Thermaltake Sim Racing Total Solution」が初披露となった。
個人でも購入できる本格レーシング・シミューレーター
展示の目玉はレーシング・シミューレーター・コックピット「GR500」のフルセット。車の挙動に連動してシートが動くので、レーシングゲームの世界に没入できる。ゲームセンターにある体感型筐体を家庭用にカスタマイズしたような製品で、日本の100Vコンセントから電力を供給すれば動作する(業務用は240Vの製品が多いので家庭では使えないものがほとんど)。
GR500は、8つの製品を組み合わせたもの。その内訳は、レーシングコックピット、3DOFモーションシステム、ステアリング、(ステアリングを取り付けるための)ホイルベース、モニタースタンド、フットペダル、フロアマット、キーボード&マウスのスタンド。
一番高価なのは、コックピットの四隅に取り付ける3DOFモーションシステム。車の挙動に合わせてコックピットを動かすためのシステムで、このシステムだけで約100万円とのこと。とはいえ、これまでこの手のシステムは数百万円したので、かなり安価な価格設定になっているという。

コックピット四隅に取り付ける「GM5 3DOFモーションシステム」。これがあるのとないのでは没入感がまるで違う。映画館にある映像に合わせてシートが動く4DXに近いイメージだ。しかも4DXより激しく動く
ちなみに、ステアリングとホイルベースとフットペダルの合計がおよそ10万円、レーシングシートとフレームのセットが約10万円とのこと。別途PCや液晶モニターが必要となるが、3DOFモーションシステムを導入しなければ、数十万円程度でコックピットを作れるわけだ。肝心の消費電力については、マルチモニターでレーシングゲームをプレイできるようなハイスペックパソコンよりも低いとのこと。
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