ポータブルPC「OneXPlayer X1 Pro」
SwitchじゃないよOneXPlayerだよ 違和感あるけどけっこう便利!
2025年03月09日 13時00分更新
OneXPlayer X1 Proのメリットとデメリット
メリット1:コントローラー操作だけでなくキーボードも使える
OneXPlayer X1 Proの最大は、コントローラー操作とキーボード操作の両立が可能な点です。ディスプレーの左右に着脱可能なコントローラーが付属しており、手持ちでゲームプレイが可能になっています。一方、キーボードやマウスを接続すると、通常のノートPCと同様の作業もこなせます。
さらにディスプレーは10点マルチタッチ対応のタッチスクリーン仕様。タッチ操作による直感的な操作も可能で、用途に応じて最適な入力方法を選べるのは大きな強みです。ゲームはもちろん、仕事やクリエイティブ作業にもしっかり活用できる点が、他のポータブルPCと比較して優れています。
メリット2:OCuLinkポートを通じた外付けGPU接続が可能
OneXPlayer X1 Proの内蔵グラフィックスはRadeon 890Mで、それなりに高い性能を持っていますが、OCuLinkポートを活用して外付けGPU(eGPU)の接続も可能です。高性能なグラボの接続も可能となっているため、高負荷なゲームや動画編集などのクリエイティブ作業にも対応します。
ポータブルPCとしての利便性を維持しつつ、自宅ではハイスペックなPC環境としても使える柔軟性は大きなメリットとえます。これ一台で、外出先では携帯ゲーム機的な使い方、自宅では据え置きPC的に高性能を追求するなど、二刀流の使い方もアリですね。
メリット3:120Hz駆動のディスプレーでRyzen AIも搭載
ディスプレーは、10.95型のWQXGA(2560×1600)の高解像度で、120Hzの高リフレッシュレートに対応します。これにより、滑らかな映像表示が可能で、ゲームだけでなく動画視聴や作業の際にも快適です。また、AMD Ryzen AI 9 HX370を搭載しているため、AI機能のパフォーマンス向上も期待できます。
ゲームでは高速なリフレッシュレートが求められるため、120Hz対応のディスプレーはやはり大きなメリットに感じます。一般的な60Hzのディスプレーと比べると、動きの激しいゲームでも残像感が少なく、快適なゲームプレイが可能です。
購入時に注意したい2つの側面
ポータブルPCとしては価格が高い
OneXPlayer X1 Proの価格は24万3000円。他のポータブルPCと比較すると高額です。たしかにスペックな仕様を考えれば妥当な価格に思えますし、一般的なゲーミングノートPCと似たような価格帯であるため、購入前にしっかり検討する必要があります。
周辺機器(マウスなど)の購入は別途必要
本体だけでも使用できますし、付属品にはコントローラーとキーボードがあるので十分に思えますが、より快適に使うためには別途周辺機器(マウス、スタンド、外付けGPUなど)の購入が必要になります。PC用途で使う場合は追加の出費を考慮する必要がありそうです。
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