ポータブルゲーミングPCのフラグシップモデル「AYANEO 3」が3月5日、秋葉原ハイビーム本店で日本初お披露めとなった。6月中旬に販売開始、本日より予約開始となっている。
AYANEO 3は第3世代ポータブルゲーミングPCをうたい、どこにでも持ち運べるモバイル性と、高性能さが売りのフラグシップモデルだ。
CPUはRyzen AI 9 HX 370とRyzen 7 8840Uから選択可能で、ディスプレーは7型フルHD(1920×1080)でLCD/最大500nit/120HzおよびOLED/最大800nit/144Hzのハイリフレッシュレートとなっている。そのほかメモリーは16GB/32GB、ストレージが1TB/2TB/4TBという構成。
性能としても高度な冷却構造によってTDP最大35Wを実現(AC電源接続時)。モンスターハンターワイルズのベンチマークスコアも最大17470(720P最低設定時)を記録したという。
最大の特徴としてはジョイステック部分がカスタイマイズ可能な点だろう。
AYANEO 3の底面ボタンを長押しすることでジョイステックを外すことができ、別売りの周辺機器「Magic Module 取り換え式コントローラーモジュール」をつかうことで56種類のカスタマイズが可能となっている。
たとえば格闘ゲームをする際はタッチパッドモジュール&8方向キーにカスタムするなど、自分がつかいやすいジョイステックに切り替えることができるのは非常に魅力的だ。
ちなみにABXYボタン自体も物理的に付け替え可能なので、自分の操作しやすいボタン配列に変えることもできる。
またAYANEO初というアジャイルホールトリガーを採用。背面のロックボタンのオン/オフでLTボタンを7.5mmから3mmの押し込みに変更することができる。FPSなのでの早い操作を要求されるときなどにはピッタリの機能だ。
サウンド面についてもフロント部分にデュアルスマートアンプスピーカーを搭載。画面から繊細でボリューム感のあるサウンドが流れてくるため、ポータブルゲーミングPCといえどかなりの没入感を味わえる。
インターフェースにはOCuLink(64Gbps)、USB 4×2(40Gbps/充電可能/DisplayPort 1.4サポート)、microSD 4.0 カードスロット、3.5mmマイク兼用ヘッドフォンジャックを搭載。
製品サイズは約289.8×高さ115×奥行22.4mmで重さが約690g(標準モジュール搭載時)。
カラーラインアップはスターリーブラック/スカイホワイト/レトロパワーの3色。専用コントローラーモジュールも3色分展開される。
価格は本体カラーと構成の組み合わせにより異なる。
AYANEO 3 国内正規版
・スターリーブラック OLED/AMD Ryzen 7 8840U/32GB/1TB 16万8000円(15万9600円)
・スターリーブラック OLED/AMD Ryzen AI 9 HX370/32GB/1TB 22万3000円(21万1850円)
・スターリーブラック/スカイホワイト OLED/AMD Ryzen AI 9 HX370/64GB/2TB 27万8000円(26万4100円)
・レトロパワー OLED/AMD Ryzen AI 9 HX370/64GB/4TB 31万8000円(30万2100円)
・レトロパワー LCD/AMD Ryzen™ AI 9 HX370/64GB/2TB 28万8000円(27万3600円)
・専用コントローラーモジュール 1万9800円(9900円)
※()内は予約開始を記念の特別価格。3月17日までの予約者限定で本体価格は5%オフ、専用コントローラーモジュールは50%オフとなる
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