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JN-i55U-Uをレビュー

55型4Kディスプレーはアームで運用できるのか? 困難の先にある圧倒的没入感

2025年03月15日 10時00分更新

文● いちえもん 編集●ASCIIジサトライッペイ/ASCII
提供: 株式会社JAPANNEXT

JN-i55U-UはVESAマウントに対応
ってことは、アームで運用できるんじゃね?

 前ページでJN-i55U-Uの製品概要を紹介したが、1つだけ伝え忘れていたものがある。背面の中央をご覧いただきたい。

55型4Kディスプレーはアームで運用できるのか? 困難の先にある圧倒的没入感

JN-i55U-Uの背面。中央にある四角い部分を見てほしい

 ……おわかりいただけただろうか?

 なんと本機は200×200mmのVESAマウントに対応しているのだ。VESAマウントの活用法としては、壁に固定する、別売りのスタンドに装着する、アームに取りつける、ディスプレー裏に周辺機器を収納するなどがあげられる。

55型4Kディスプレーはアームで運用できるのか? 困難の先にある圧倒的没入感

四隅のネジ穴は、壁掛け金具やアームのブラケットなどを装着するためのもの

55型4Kディスプレーはアームで運用できるのか? 困難の先にある圧倒的没入感

200×200mmの間隔サイズに対応している

 サイズや重量を考慮すると、JN-i55U-Uのような大型ディスプレーは壁掛けや別売りのスタンドに固定する使い方がふさわしく、「さすがにアーム運用は難しいだろう」と筆者は思った。

 だが、その考えをジサトライッペイに伝えたところ、「このスカポンタン!やってみないとわからないだろ!」とひどくお叱りをうけてしまった。「スカポンタン」の意味はよくわからなかったが、ジサトライッペイの叱責は至極もっともだ。検証せずに無理と決めつけるのはたしかによろしくない。

55型4Kディスプレーはアームで運用できるのか? 困難の先にある圧倒的没入感

「検証だ検証!」とやる気満々のジサトライッペイ

 案の定、「よし、検証してみようぜ!」とジサトライッペイが言い出したので、JN-i55U-Uをディスプレーアームで運用できるのか試すことに。ここが元・アスキー編集部でジサトライッペイの後輩にあたる筆者の辛いところである。

耐荷重15kgのディスプレーアームを用意

 検証で使用したディスプレーアームは、JAPANNEXTの「JN-ARM-GM112XDV」。こちらはガススプリング式のモデルで、装着できるディスプレーのサイズは15型から55型まで、耐荷重は約15kgまでとなっている。

 JN-i55U-Uは55型で、重量は約11.4kg。JN-ARM-GM112XDVのサポート範囲内に収まっている。

55型4Kディスプレーはアームで運用できるのか? 困難の先にある圧倒的没入感

JAPANNEXTのディスプレーアーム「JN-ARM-GM112XDV」。直販価格は9980円

 実は筆者、ディスプレーのアーム運用ははじめてなので、ジサトライッペイに手伝ってもらった。なんせ、彼は43型4Kディスプレーとアームを組み合わせた経験があるからだ(参照記事:「液晶を魔改造!43型4Kディスプレー×アーム、最高過ぎる禁断の組み合わせ」)。

55型4Kディスプレーはアームで運用できるのか? 困難の先にある圧倒的没入感

43型4Kディスプレー「JN-IPS4302TUHDR」を、ディスプレーアーム「JN-GM312DV」で運用した経験を持つジサトライッペイ

 役者がそろったところで検証スタート。最初は大型サイズがゆえに持ち上げるのは大変ではあるけれど、内容自体はかなりシンプルな検証だと思っていたが、まさかトラブルが次々と発生するなんて……。

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