JN-i55U-UはVESAマウントに対応
ってことは、アームで運用できるんじゃね?
前ページでJN-i55U-Uの製品概要を紹介したが、1つだけ伝え忘れていたものがある。背面の中央をご覧いただきたい。
……おわかりいただけただろうか?
なんと本機は200×200mmのVESAマウントに対応しているのだ。VESAマウントの活用法としては、壁に固定する、別売りのスタンドに装着する、アームに取りつける、ディスプレー裏に周辺機器を収納するなどがあげられる。
サイズや重量を考慮すると、JN-i55U-Uのような大型ディスプレーは壁掛けや別売りのスタンドに固定する使い方がふさわしく、「さすがにアーム運用は難しいだろう」と筆者は思った。
だが、その考えをジサトライッペイに伝えたところ、「このスカポンタン!やってみないとわからないだろ!」とひどくお叱りをうけてしまった。「スカポンタン」の意味はよくわからなかったが、ジサトライッペイの叱責は至極もっともだ。検証せずに無理と決めつけるのはたしかによろしくない。
案の定、「よし、検証してみようぜ!」とジサトライッペイが言い出したので、JN-i55U-Uをディスプレーアームで運用できるのか試すことに。ここが元・アスキー編集部でジサトライッペイの後輩にあたる筆者の辛いところである。
耐荷重15kgのディスプレーアームを用意
検証で使用したディスプレーアームは、JAPANNEXTの「JN-ARM-GM112XDV」。こちらはガススプリング式のモデルで、装着できるディスプレーのサイズは15型から55型まで、耐荷重は約15kgまでとなっている。
JN-i55U-Uは55型で、重量は約11.4kg。JN-ARM-GM112XDVのサポート範囲内に収まっている。
実は筆者、ディスプレーのアーム運用ははじめてなので、ジサトライッペイに手伝ってもらった。なんせ、彼は43型4Kディスプレーとアームを組み合わせた経験があるからだ(参照記事:「液晶を魔改造!43型4Kディスプレー×アーム、最高過ぎる禁断の組み合わせ」)。
役者がそろったところで検証スタート。最初は大型サイズがゆえに持ち上げるのは大変ではあるけれど、内容自体はかなりシンプルな検証だと思っていたが、まさかトラブルが次々と発生するなんて……。
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