週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

スマートフォンを持って都庁へ向かおう!

新宿の都庁で“鎖刃竜”アルシュベルドと“煌雷竜”レ・ダウが激突!「『モンスターハンターワイルズ』AR 都庁襲来」を体験レポート

2025年02月28日 19時35分更新

もっと多くの人にXR体験を! イベントのキーパーソンにインタビュー

 会場では、本イベントの企画者である小田急電鉄 新宿プロジェクト推進部調査役の中江徹さんと、制作に携わったSoVeCの企画・戦略 ジェネラルマネージャーである梶尾桂三さんのお話を伺うこともできた。こちらもあわせてチェックしてほしい。

梶尾桂三さん(写真左)/中江徹さん(写真右)

――今回の取り組みはどういった経緯から実施されることになったのですか?

中江:小田急はもともと都主催の先端技術を都市に実装するという事業に関わっていまして、その中で、もっとより多くの方にXR体験をしていただきたいと考えていたんですね。その流れで、都民広場をお借りして、本企画を実施することになりました。

 小田急はNEUU XR Communication HubというXR特化型の複合施設の運営をしているのですが、そこで「ストリートファイター」のパブリックビューイングをさせていただいたことがあるんですね。その時のご縁があったことと、都市の魅力を表現するのに、都市の中を『ワイルズ』のモンスターたちが飛び回るのは非常に魅力的ではないかと考え、カプコン様に声をかけさせていただきました。

――どのスマートフォンでも、例えば、ちょっと古い型のものでも、今回のイベントは参加できるのでしょうか?

梶尾:スマートフォンの機能の、ARKitやAR Coreを搭載している必要があります。iPhoneなら全機種対応していますが、Androidに関しては対応する機種であれば本イベントを体験いただけます。公式サイトに推奨環境を掲載していますので、そちらも確認していただければと思います。

――このコンテンツを体験した方の人数はアプリケーション上で計測できるようになっているのでしょうか? また、具体的にどれだけの人数に体験してほしいかなどあれば教えてください。

梶尾:計測可能かどうかに関しては、可能です。

中江:体験してほしい人数ですが、何人と決めるのは難しいところがあるのですが、一人でも多くの方に体験してほしいです。何百人の人に楽しんでいただけるイベントにすることを目標にしています。

――老若男女、みなさんに遊んでほしいと考えているとは思いますが、特にターゲットにしている年齢層はありますか?

中江:『モンスターハンターワイルズ』というコンテンツですので、ファンの方はやはり20代など、ゲームに親しんでいる年代になってくると思います。ただ、今回は「モンハン」ファンの方以外でも楽しめるように作っておりますので、小さなお子様から、おじいちゃん、おばあちゃんまで、皆さんで体験していただきたいですね。

 XRの中には特別な機器が必要なこともありますが、今回は多くの方に来ていただきたいという思いもあり、お手軽なスマートフォンで体験していただけるようにしています。

――本会場で体験したものを、家で楽しめたりするような機能はあったりするのでしょうか?

梶尾:アプリ内に画像を撮影するボタンと録画するボタンありますので、お気に入りのシーンなどでボタンを押せばお手元のスマートフォンに画像や動画を残せます。ですので、お家に戻って見ることもできますし、SNSなどで体験した画像や動画を公開することも可能です。

 今回はモンスターが動き回るので、1回の視聴でその動きを追いきるのは難しいと思います。ですので、何度も楽しんでいただいて、ベストなものを発見してほしいですね。

――ありがとうございました。

 ということで、誰でも気軽に楽しめる本イベント。新宿に立ち寄る機会があれば、ぜひ体験してみよう。

【イベント概要】

イベント名:『モンスターハンターワイルズ』AR 都庁襲来
主催:小田急電鉄
企画協力:監修:カプコン
企画制作:SoVeC/小田急エージェンシー
開催期間:2025年3月3日~3月16日 10時~16時30分
会場:東京都庁第一本庁舎前都民広場
   ※アクセスはこちら
体験料金:無料 ※通信料などは自身の負担となる
イベント公式サイト:https://odakyu-xr.jp/news/tocho-ar
イベント公式X:https://x.com/odakyu_xr

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります