アプリの向こう側にはAIと組んだ詐欺師がいるかも!
マカフィーは2月、「ロマンス詐欺と、その詐欺が消費者にもたらす影響」をテーマにした大規模調査の結果を発表しました。
これは世界7ヵ国(米国、英国、フランス、ドイツ、インド、日本、オーストラリア)の18歳以上の成人7000人を対象にしたアンケート調査によるもので、「恋愛相手を見つけるためにマッチングアプリやSNS、チャットアプリを利用するなか、AIによるロマンス詐欺、不正なアプリ、ディープフェイクによる詐欺が急増している実態」が明らかになったとのこと。
現在、恋愛相手と出会う手段としてマッチングアプリやSNS、メッセージングプラットフォームを利用した経験がある人は、米国人の62%、日本人の29%に上ります。若者はより積極的で、米国人の18歳から24歳の73%がTinderをはじめとするマッチングアプリを利用した経験があるとのこと。
ただし、オンラインの出会いにも詐欺のリスクが付きまといます。詐欺師たちは、「偽のプロフィールやAIによる不正行為で、疑うことを知らない、オンラインで恋愛相手を求める人をターゲット」に活動しているのです。
・米国人の半数以上(52%)、日本人の一定数の人(16%)が、オンラインで知り合った相手から金銭をだまし取られ、金銭や贈り物を送るよう圧力をかけられたと回答。
・米国人の5人に1人(21%)、日本人の一定数の人(15%)が、SNS上で有名人や著名人を装った人物から接触を受けたことがあると回答。
・マカフィーは、7週間で32万1509件の恋愛関連詐欺のURLをブロックしました。これは、バレンタインデーを前にしてオンラインデート詐欺が世界で急増していることを示しています。
この結果について、マカフィーの脅威リサーチ部門責任者であるアビシェック・カルニック氏は以下のように述べています。
「米国人の4人に1人以上(26%)が、マッチングアプリやSNS上で、実在する人物になりすましたAIチャットボットからアプローチを受けた経験があると回答しています。また、驚くべきことに76%は、詐欺師がAIを使って恋愛関係を偽装し、金銭的または感情的に被害者を操ることは容易であると考えています。AIを駆使した詐欺がますます巧妙になるなか、人々が警戒を怠らず、オンライン上で自らを守ることがこれまで以上に重要です」
オンラインで恋愛相手を探す際の安全対策
マカフィーは、オンラインでの出会いについて以下の注意を呼び掛けています。
・「うますぎる話」には注意する:相手がビデオ通話を避ける、すぐに別のプラットフォームへ会話を移そうとする、または出会って間もないのに愛を誓うような場合は、慎重に対応しましょう。
・相手の身元を確認する:画像検索で相手のプロフィール画像を検索し、SNSでの行動をチェックして、相手が本人であることを確認しましょう。
・個人情報を保護する:詐欺師は誕生日やペットの名前などの些細な情報からパスワードを推測し、個人情報の盗難を試みます。
・お金や贈り物を決して送らない:交際相手が金銭的な援助を求めることは適切ではありません。
・オンライン保護ツールを使用する:「マカフィー 詐欺メッセージ対策」といったツールは、疑わしいメッセージ、フィッシング詐欺、AIによる詐欺をリアルタイムで検出してブロックします。
・McAfee+のような包括的なオンライン保護に投資:最大限の個人情報保護、プライバシー保護、デバイス保護を提供する製品を使用することで、自分や家族をオンライン上の脅威から守ることができます。不審なリンクやサイトを検出・ブロックする機能により、より安心してインターネットを利用できるようになります。
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