●気になるWi-Fiの速さは？
室内でWi-Fiの速度計測をしたところ、上り下りで100Mbps以上出ていて、かなり快適でした。共用バスルームの部屋がある船のほうには、共用キッチンもあるようで、実はそれも期待はしていたんですが使えずじまい。スウェーデンは食費も高いので、スーパーで食材を買って自炊をしようかと考えていました。もし次回訪れることがあれば、共有バスルームの船を指定しようかなと思います。
Rygerfjordの船首から、別タイプの部屋がある船が見えます
立地がいい！ 観光拠点としてもぴったりでした
立地も観光スポットの旧市街地ガムラスタンに近く、地下鉄ガムラスタン駅から徒歩10分ほど。ストックホルムに観光で滞在するなら結構使いやすく、コスパも良い宿だと思います。ちなみに海面はほぼ波がなく、船もしっかり固定されているようなので全然揺れません。
今回宿泊したRygerfjord Hotel & Hostelのほか、同じエリアには別の船宿もあり、また実際に航行するミニクルーズ付きの船宿もあったります。
同エリアにはいくつも船が停泊していて、宿だったりレストランだったりを営業しているようです
宿のそばにはこんなロマンチックなフォトスポットもありました
●まとめ：船ホテルはコスパ抜群！
1泊5000円以下で泊まれるストックホルムの「Rygerfjord Hotel & Hostel」は、狭さを我慢できれば立地も良く、眺めも最高。節約しつつもユニークな体験をしたいなら、船ホテルはかなりアリでした！
●こんな変わり種宿も！世界のユニークホテル
ストックホルムには「船ホテル」以外にもユニークな宿があります。アーランダ空港のそばには、旅客機のジャンボジェットを使ったホステル「JumboStay」、スウェーデン北部には氷や雪を使った「アイスホテル」などがあり、変わった宿を狙って海外旅行というのもおもしろそうですよね！
ジャンボジェットの機内に泊まれる「JumboStay」（ストックホルム・アーランダ空港そば）。コックピットがベッドになっている部屋もあります
氷と雪で作られた幻想的な宿「アイスホテル」（スウェーデン北部・キルナ郊外ユッカスヤルビ村）。冬の時期だけ泊まれるホテルも人気です（撮影：rinkoto）
この記事を書いた人──中山智（satoru nakayama）
世界60ヵ国・100都市以上の滞在経験があり、海外取材の合間に世界を旅しながら記事執筆を続けるノマド系テクニカルライター。雑誌・週刊アスキーの編集記者を経て独立。IT、特に通信業界やスマートフォンなどのモバイル系のテクノロジーを中心に取材・執筆活動を続けている。
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