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ソニー「α」のVlog撮影に最適の超広角16mmレンズと初の800mmズームを発表=「FE 16mmF1.8 G」&「FE 400-800mm F6.3-8 G OSS」
2025年02月27日 00時01分更新
ソニーは2月26日、ミラーレスカメラ「αシリーズ」の新レンズ2本を発表した。
大口径超広角の「FE 16mmF1.8 G」と、「FE 400-800mm F6.3-8 G OSS」で、ともにこれまでなかったスペックの新設計レンズだ。
予想価格は16mmが約14万円で、400-800mmは約41万円で予約受付は3月4日1000時より。発売は16mmは4月11日、400-800mmは3月19日の予定だ。
動画撮影にも対応した新設計
「FE 16mmF1.8 G」
αの大口径超広角レンズは、天下のGマスター「FE 14mmF1.8 GM」(ソニーストア価格21万6700円)と、Gシリーズの「FE 20mmF1.8 G」(同15万5100円)があった。
新16mmはその間を埋めるもので、20mmよりも小型軽量ながら、ダイナミックな超広角表現ができるレンズである。
動画撮影対応設計で、フォーカスブリージングの極小化と、高速・高精度・高追随を実現。自撮りやジンバル撮影に最適で、「手ブレ補正アクティブモード」時に、クロップされても十分な画角が得られる。
レンズは12群15枚構成で、高度非球面AA(Advanced Aspherical)レンズ2枚に、ED(特殊低分散)レンズ3枚、スーパーEDレンズと非球面レンズを各1枚採用。
広角レンズで目立ちやすい像面湾曲や非点収差を補正し、被写界深度の浅い開放から、画面周辺まで高い解像性能を実現している。
11枚羽根円形絞りユニット搭載で滑らかな円形ボケを実現。最短撮影距離はAFで15cm、MFで13cmで、最大撮影倍率は0.25と0.3倍まで寄れる。
サイズは直径73.8mm×全長75mmで、重量は304g。20mmF1.8の73.5×84.7mm、373gより小型で軽量となっている。
XDリニアモーターを2台使い、「高速・高精度・静音」なAFを実現し、α9 IIIのAF/AE追随最大120fpsの連写に対応、4K120pなどの高速撮影にも追従する。
防塵防滴設計で、レンズ前面はフッ素コーティング済。アイリスロックスイッチも搭載する。
ソニー初の800mmズーム登場
「FE 400-800mm F6.3-8 G OSS」
100-400mm、200-600mmの上をカバーする、初の400-800mmレンズ。1.4倍と2倍のテレコンを利用でき、1120mmと1600mmの超望遠写真も撮ることができる。
レンズ構成は19群27枚でED(特殊低分散)レンズを6枚搭載、ズーム全域で優れた解像度を実現する。
リニアモーター2基を搭載し、静粛で高速なAFを実現。最短撮影距離はワイド端で1.7m、テレ端で3.5m、最大撮影倍率は0.23倍だ。
α9 IIIのAF/AE追随最大120fps の連写に対応。120p/240pでの動画撮影時でも、正確でスムーズなAFを実現する。
サイズは直径119.8mm×全長346mmで、200-600mmの111.5mm×318mmより28mm長いだけに留まっている。重さは2475gで200-600mmの2115gより360g重い。
手ブレ補正(OSS)スイッチは3段階で、通常撮影、流し撮り、複雑な動きの被写体を指定できる。
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