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コード式のジグソーを試すよ

ジグソーで曲線カットがプロ並みに!木材が驚くほどスムーズに切れる秘密

●より高速に切りたいときはオービタル運動をオンに!

 ジグソーの切断速度はあまり速くはありませんが、高速化する機能があります。それが、オービタル(しゃくり)運動。これは、ブレードを上下だけでなく前後に振り動かすことで、一回の上下運動でより広範囲を切断できるようにする機能です。

 ただし、切断面が粗くなったり、バリが出やすくなったりするデメリットもありますので、大まかに切り分けたい場合に使うといいでしょう。

 この機能を使うには、ブロワスイッチの上にある、オービタル切り替えスイッチを動かします。オービタルのふり幅は、なし、小、中、大の4段階で切り替えられます。

オービタルスイッチにより、ふり幅を4段階で調整可能

 なお、なるべくバリを出さずに切断したい場合は、付属のバリ止めガイドを装着すると効果的。とはいえ、オービタル運動で速く切断したい場合はバリが気にならない用途ということが多いため、通常利用でなるべくキレイに切断したい、という場合に使うものでしょう。

ブレードのスグ近くまで材料を押さえることで、バリを減らします

 ジグソーのフットプレートは角度を変更でき、斜め切りにも対応可能。底面の固定ネジを緩めることで、左右45度まで傾けられます。

 なお、角度の目安となる調整ガイドがあり、0度、22.5度、45度であれば簡単に変更可能。任意の角度にしたい場合は、分度器を使ってブレードの角度を測りつつ、ネジで固定しましょう。

ブレードケースを外すと、フットプレートの固定ネジがあります

0度、22.5度、45度の設定ができる、角度調整ガイド付き

 もうひとつ、標準で付属しているオプションが、切断線ガイド。これはフットプレートの先に取り付け、直線切りするときに真っ直ぐ進めるようになるガイドです。

 切り屑で隠れにくい前方で合わせられるので、かなり切り進めやすくなります。

フットプレートの先に取り付ける切断線ガイド。真っ直ぐ切りたいときの強い味方です

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