●準備や片付けも簡単なお手軽ブレード交換
ジグソーを使えるようにするまでの準備は、切断に使うブレードをセットするだけと簡単。ただし、このブレードの固定に工具が必要となると、ちょっと面倒になってしまいます。
しかし、「PST 800PEL」は工具不要でブレードの着脱ができるため、準備も片付けも手早くできます。やり方も簡単で、赤いブレードホルダーを上にスライドさせ、下からブレードを挿し込むだけ。引っ掛けるためのツメがあるので、その部分がホルダー奥にまで入ればOKです。
ちなみに、専用のブレードケースがフットプレートに内蔵されています。片側3本、合計6本まで収納しておけるので、ブレードを探して回ることなく、手早く着脱作業できるのが便利です。
ジグソーの使い方はシンプル。上部のスイッチを押してブレードを上下動させ、材料に当てて切り進めていくだけです。比較的自由に曲げられるので、急なカーブは難しいものの、いろいろな形に切り抜くこともできます。
スイッチはアナログで、深く押すと速く、浅く押すとゆっくりとブレードの上下動速度が変化します。また、奥まで押すと保持ボタンによるロックも可能。ずっと握ってなくてもブレードが動いてくれるので、長距離切断したい場合などに活用するといいでしょう。
便利なのが、ブロワ機能があること。スイッチをオンにするとブレード近くに風が送られ、切り屑を飛ばしてくれます。といってもそこまで強力ではないので、周辺にゴミを巻き散らかしてしまうようなことはありません。あくまで、ブレードの先が見えるようにしてくれるだけです。
なお、切り屑は別途集塵機などを接続することで吸い込むことが可能。この集塵機のホースを接続する差し込み口が、本体の後部にあります。作業後の掃除が楽になるだけに、うまく活用したいところです。
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