週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

Bloomberg報道

アップル最新M5チップ、今回最初に搭載されるのは次期MacBook Proか

2025年02月19日 17時25分更新

 アップルは次世代のM5チップをiPad Proより先にMacBook Proに搭載する予定だという。米メディアBloombergのMark Gurman記者が2月17日のニュースレターで伝えた。

 同氏によると、M4チップの搭載は2024年はiPad Proが先でその後にMacBook Proだったが、M5チップはこのスケジュールが逆になり、今秋にMacBook Pro、2026年上半期にiPad Proに搭載される予定になっているとのことだ。

M4

 また、M5チップ搭載MacBook Proの発売前には、現行のM4チップを搭載したMac StudioとMac Proのアップデートが今年6月のWWDCあたりに発表される可能性があるという。

 M5チップは強化されたアーキテクチャを採用し、引き続きTSMCの3nmプロセス技術で製造されるとみられている。ちなみにTSMCの2nmプロセスが採用されない理由は、コストの関係だとされている。

 とは言え、M5チップのハイエンドバージョンはTSMCのSoIC(System on Integrated Chip)技術を採用することで、M4チップに比べて大幅な性能向上を実現する見込みだ。このSoICは3Dチップスタッキングの手法を採用しており、従来の2Dデザインと比較して熱管理が向上し、電力のリークも抑えられるという。

 さらにM5チップはデュアルユースSoICの設計を採用してアップルのAIサーバーインフラへの搭載も予定されているとみられており、これによって消費者向けデバイスとクラウドサービスの両方でAI機能が強化されることが期待されている。

 
この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
S