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RTX 50シリーズも余裕で入る、理想の1台を組み立てよう!

“こうだといいな”を多数実現したPCケース「FRAME 4000D」、色々細かく変えられるモジュール式に注目!

2025年02月20日 11時00分更新

360mmラジエーターは3ヵ所に取り付け可能!
ハイエンドなRTX 50シリーズもしっかり冷やせる設計

 実は、360mmラジエーターを取り付けられる場所は、もう1ヶ所ある。

 標準では、マザーボードの前方は、裏に回るケーブルを隠すカバーが装着されている。このカバーにはビデオカードを支え、垂れ下がりを防ぐためのアームが用意されており、長くて重たいGeForce RTX 50シリーズもしっかり支えてくれるようになっている。このあたりは、実際に組んだ時の写真を見てもらうとわかりやすいだろう。

裏配線を隠し、目立たなくするカバーを装備

ビデオカードを支え、PCIeスロットやマザーボード、そしてビデオカード基板へのダメージを軽減してくれるアーム

とくに裏を横断するケーブル類を隠せるのがメリットだ

 このカバー部は、実は取り外しが可能。付属のサイドファンマウントに付け替えることで、ここに360mmラジエーターの取り付けや、ケースファンの増設が可能になる。こちらも、実際に組んだ写真を見てもらいたい。

交換後、120mmのケースファンを2つ装備してみた

 同じケースなのに、ガラリと印象が変わる。裏の配線が隠しにくくなってしまうとはいえ、冷却性能を考えると、サイド方向にもケースファンを増やせるというのは心強い。

 また、GeForce RTX 50シリーズを始めとしたハイエンドのビデオカードは発熱が多くなりがちなだけに、ここを集中して冷やしたいという要望もあるだろう。そういった人のために、ビデオカードのスグ下にもファンを搭載できるスペースが確保されている。

ビデオカードの近くにファンを配置できる

 ちなみに、120mmファンを搭載できる場所は、前面3、天面3、サイドファンマウント3、背面1、ビデオカード下2の、合計12ヵ所。これだけファンを搭載できれば、熱対策で困ることはない。

 また、ライトアップ機能付きのファンを使えば、ケース内を満遍なく光らせられる。ケース内で暗い場所がない、という点でも、この搭載可能なファン数は強みだ。

ライトアップを意識して組んでみた例。なお、今回ビデオカードは「ZOTAC GAMING GeForce RTX 5080 SOLID」を採用している。幅はおよそ329.7mmで、装着しても全然余裕があった

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