エンジン車以上のエキサイティング
より鋭くなったタイカンの加速を体感
続いてEVのタイカン。こちらは「よりハイパワーで、より長い航続距離、より優れた安全性」へと深化。仕様により異なりますが、ターボSの0→100km/h加速は2.4秒で、従来モデルより0.4秒速くなっているほか、バッテリー総電力量は105kWhに増大し、一充電での航続距離はWLTPモードで678kmと、従来型より175kmも長くドライブできるようになりました。
外観では新デザインのヘッドランプとフロントバンパーが印象的。テールランプまわりの造形も変わりました。
そしてグレードによっては、コーナー時にロールしづらい設定にできるというのもトピックス。
こちらは後席が広いのでインストラクターの運転でハンドリングトラックを同乗したのですが、一言でいえば「ポルシェにヤられそうになった」と言ってもよいほどの恐怖体験。ロールしないでコーナーを駆け抜け、圧倒的な加速力はクルマでない動きをする、という表現しか言葉にできないほど。過去、プロドライバーが運転するドリフト競技車やWRC参戦車両の助手席に乗車した経験がありますが、それらをはるかに凌駕する恐怖とスリルだったことをお伝えします。
タイカンの強烈な走りを体感したあとだと、エンジン車は平和な世界だったと思うのでしょう。最新のポルシェは最良のポルシェ、ということを肌身をもって知るとともに、それを体験したいのであれば、ポルシェエクスペリエンスセンターに行かれることを強くオススメします。
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