MSX2のメインメモリーを16MBに拡張できるカートリッジの新モデルが2025年に販売!
2025年02月08日 10時00分更新
MSX2以降の機種で使用できるメモリーカートリッジ「MSX2/2+/turboR用 16MBメモリーカートリッジ」が家電のケンちゃんで販売されている。クラシックPC研究会による同人ハードウェアで、価格は1万4080円。
MSX2/2+/turboRに対応するメモリーカートリッジの新バージョンで、MSX本体スロットに接続することで、本体に手を加えずメインメモリーを16MBに拡張できる。MSX2以降のスロットは最大領域が4MBだが、カートリッジ内部で拡張スロットユニットを利用して4スロットに拡張した状態を再現、4MB×4の16MBを実現しているという。
従来の同等製品に比べ、新モデルではアクセス速度が2.5倍に向上したほか、ソニー製MSXのスピードコントローラー(スピコン)やポーズに対応した。カートリッジ内のDRAMがリフレッシュできずハングアップする、従来モデルで発生していた現象が解消されている。
そのほか、カートリッジ内のSDRAMが初期化完了(約0.7秒)するまでMSXを待機させる「起動時WAIT ON/OFF機能」、データリードの際にカートリッジからデータが出力されるまでMSXを待機させる「リード時WAIT ON/OFF機能」を新たに搭載。背面のDIPスイッチを使用してON/OFFを設定できる。
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