週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

MSX2のメインメモリーを16MBに拡張できるカートリッジの新モデルが2025年に販売!

2025年02月08日 10時00分更新

 MSX2以降の機種で使用できるメモリーカートリッジ「MSX2/2+/turboR用 16MBメモリーカートリッジ」が家電のケンちゃんで販売されている。クラシックPC研究会による同人ハードウェアで、価格は1万4080円。

MSX2/2+/turboR用 16MBメモリーカートリッジ
MSX2/2+/turboR用 16MBメモリーカートリッジ

MSX2以降の機種に対応したメモリーカートリッジ。基板が見えるスケルトン仕様

 MSX2/2+/turboRに対応するメモリーカートリッジの新バージョンで、MSX本体スロットに接続することで、本体に手を加えずメインメモリーを16MBに拡張できる。MSX2以降のスロットは最大領域が4MBだが、カートリッジ内部で拡張スロットユニットを利用して4スロットに拡張した状態を再現、4MB×4の16MBを実現しているという。

 従来の同等製品に比べ、新モデルではアクセス速度が2.5倍に向上したほか、ソニー製MSXのスピードコントローラー(スピコン)やポーズに対応した。カートリッジ内のDRAMがリフレッシュできずハングアップする、従来モデルで発生していた現象が解消されている。

MSX2/2+/turboR用 16MBメモリーカートリッジ
MSX2/2+/turboR用 16MBメモリーカートリッジ

MSX本体に手を加えず手軽にメモリーの拡張が可能。背面のスイッチでWAIT設定の切り替えなどができる

 そのほか、カートリッジ内のSDRAMが初期化完了(約0.7秒)するまでMSXを待機させる「起動時WAIT ON/OFF機能」、データリードの際にカートリッジからデータが出力されるまでMSXを待機させる「リード時WAIT ON/OFF機能」を新たに搭載。背面のDIPスイッチを使用してON/OFFを設定できる。

 

【関連サイト】

【取材協力】

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります