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「新製品は59万円です」あまりの高額さに会場大爆笑! ASUSが最新RTX 50シリーズの解説イベントを開催

Nvidia GeForce RTX 50シリーズはスゴい!
Blackwellの基本情報を解説

 ひとつ目のトークショーは「GeForce RTX 搭載最新GPU解説」。司会進行はASUSのジョージさんと、声優の村井理沙子さん。そしてゲストとしてNvidiaの高橋一則さんがオンラインで参加した。このセッションは、高橋さんが事前に用意したスライドを使って、RTX 50シリーズのナニがスゴいのかを解説していった。

Nvidiaの高橋一則さんがオンラインで参加

 高橋さんはNvidia Blackwellアーキテクチャーの特徴をひとつずつ紹介。なかでも力を入れていたのは、ゲーミング性能の大幅な向上。“DLSS 4”のマルチフレーム生成の有効性や対応ゲームの本数、“Nvidia Reflex 2”の応答速度向上などを解説した。

RTX 50シリーズは、ゲームをより楽しくプレイできるビデオカードとのこと

 さらにRTX 50シリーズは、クリエイター向けの機能も大幅に進化している。高橋さんが取り上げた項目は、4:2:2デコードとエンコードの対応、“Studio Voice”による高品質な音声収録、“Virtual Key Light”の自然な照明、第4世代RTコアと大容量VRAMがもたらす大規模なシーンのリアルタイムレンダリングなどだった。

ゲーミング性能が注目されがちな昨今のグラボだが、RTX 50シリーズは生成AIや3DCGなどのクリエイター需要にも応えている

 一通り解説を終えた高橋さんは、「DLSS4やReflex2でゲーミングパフォーマンスが向上するだけでなく、クリエイターのみなさんの作業も効率化できます」と語った。来場者が興味深く話を聞いていると、最後に高橋さんはボソッとつぶやくように、「あとは(店頭に並べる)モノだけ……」とコメント。場内の笑いを誘ってトークショーを終えた。

ASUSが発売したRTX 50シリーズを紹介
最強ブランド“ROG Astral”が新設

 休憩を挟んで行なわれたふたつ目のトークショーは、ASUS製 RTX 50シリーズビデオカードの紹介。司会進行はASUSのジョージさんが担当した。

PCパーツを知り尽くしたジョージさんが、村井さんと来場者に向けて製品を紹介した

 ジョージさんはまず、ASUSが展開するブランドをスライドで紹介。スクリーンに映し出されたピラミッド状の図には、“Prime”や“TUF Gaming”などが記されており、頂点に“ROG Astral”の文字が書かれていた。これはASUSの最高級ブランドとして新設されたグレードで、RTX 50シリーズのフラッグシップモデルが該当する。

 具体的には「ROG Astral GeForce RTX 5090 OC Edition 32GB GDDR7」と、「ROG Astral LC GeForce RTX 5090 OC Edition 32GB GDDR7」、「ROG Astral GeForce RTX 5080 OC Edition 16GB GDDR7」の3製品。ちなみに“Astral(アストラル)”という英単語は、“星”や“星雲”といった意味があるそうだ。

ASUSの製品群の頂点に位置する“ROG Astral”ブランド

 ジョージさんはそれぞれの製品を解説する前に、RTX 50シリーズの価格表を紹介。スクリーンに最高価格59万9800円のスライドが映し出されると、客席から大きな笑いが起こる。ジョージさんは苦笑いしながら、「みなさんが言いたいことはわかっています! 他社も大して変わらないから!(笑)」と来場者を制するが、場内の爆笑は止まらなかった。

場内を沸かせたスライドがこちら。しかしジョージさんは、「この価格の価値がある製品だと自信を持って言える。どのメーカーの製品よりも優れている」と自信たっぷり

「片手で持ってるけど、2.9kgもあるから実はめちゃくちゃ重い!」と語るジョージさん

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