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「INZONE M10S」の24.5インチモードの一部仕様は、FnaticのMeltstera選手の案だった!?

INZONEの部署にはゲーム好き技術者が勝手に集まる、Apex Legends世界大会採用モニターの魅力を現地で聞いた

2025年02月10日 16時00分更新

ゲーム好きが集まってくる
ゲーム、eスポーツ関連の情報は常にアップデートされている

ゲーム好きがどんどんINZONEに集まってくると話す中村氏、そのうちの1人だと話す藤井氏

──どういった大会に協賛するというのは、ある程度ゲームとeスポーツの知識がないと判断がしにくいと思うのですが、社内にゲーム好き、eスポーツ好きの方は多いですか?

中村氏:そうなんですよ。やっぱりうちの会社はゲーム好きの人がすごく多いです。エレキをやっているメンバーも、仕事終わりにはゲームをしている人がいっぱいいます。社内でゲーム好きのコミュニティーを集めて、その人たちと一緒に議論しているので、情報は常にアップデートされます。

──やはりゲーム好きの方が多いんですね!

中村氏技術の会社というのもあるんですが、ゲーム好きがどんどんINZONEやりたいといって入ってくるんです。ゲーム好きのコミュニティーに寄り添うINZONEの中の人が、ゲーム好きのコミュニティーの一員なんですよね。これまで音楽コミュニティーに寄り添ってやってきたので、音楽が好きな人がすごく多いんですけど、ゲーマー向けのブランドを作ったら、そういった人たちも集まってきたという感じです。我々はモノづくりの会社なので、好きな人が集まってくるのが特徴です。ゲームを見るのも好きだし、仕事が終わったら夜中までゲームをプレイしている人も多いですね。でも、そんな人たちが、色々なところでコミュニケーションをとってくれるので、助かります。

藤井氏はい、私もその1人です(笑)。

OLEDがFPSに強いということが広がっていってほしい

──今日この大会を注目している人に、INZONEからメッセージがあればお願いします。

藤井氏:大きな大会で、OLEDのモニターが使われるというのは、これまでそんなにありませんでした。我々としてもチャレンジでしたし、FPSに適しているということを信じているので、これをスタート地点として、どんどん広がってほしいです。

中村氏:応答速度が圧倒的に違いますし、色も全然違います。FPSには、このモニターが合っていると思います。自発光デバイスなので、そういう意味だと絶対OLEDのほうが優れていると考えています。これまで、TNパネルが主流でしたが、「INZONE M10S」を使ったら発色がよくてこっちのほうがいいという声が増えています。「INZONE M10S」によって、リフレッシュレートや応答速度だけでなく、色も競技では大事なんだということを気付いた方が多いというのも、うれしいです。

──Apex Legendsも、マップの色彩が豊ですもんね。

藤井氏エフェクトがすごくきれいに見えるといっていただけます。

中村氏:普通のモニターというより、我々はこれまでテレビの画質をやってきていて、その技術を惜しみなく投入しているので、絵作りでいうと、全然違うレベルでできていると思っています。

──テレビの技術の蓄積があると考えると、ソニーは強いですよね。

中村氏:ゲームのコミュニティーに、我々がどう貢献できるか考えたときに、やはり得意な技術を盛り込むことが最適だと考えました。そうなるとやはり「音」と「映像」にかかわる技術が得意なので、それをいかに使えるかを考えたときに、今の商品群になったという感じです。技術を推していきたいです。

──ありがとうございました。

 プロ選手のフィードバックを何度も取り、そこからゲームコミュニティーにどんな製品があればいいのかを熟考したうえで製品をつくってきたというINZONE。めっちゃゲームが好きという人や、勝つためのモニターがほしいという人は、ぜひチェックしてみてほしい。

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