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マカフィー・セキュリティ情報局 月例アンケート2024年12月

偽ショッピングサイトの見分け方は? 「s」の有無だけでは判別できない!

2025年01月30日 18時00分更新

偽ショッピングサイトはどれ?

 X(Twitter)アカウント「マカフィー・セキュリティ情報局」の2024年11月分のアンケート投稿から、今回は「ネットショッピングにまつわるセキュリティクイズ」をピックアップしてみました。気になる正解は……?

【今月のクイズ】
もうすぐクリスマス、年末年始…ショッピングの機会が増えていく季節です🛍
😎< ネットショッピングは安いし楽!という方も多いのでは❓
でもちょっと待って🖐
そのサイト、“本物”ですか…❓

Q. 偽ショッピングサイトを見分ける方法として、“間違っている”のは次のうちどれ?

1. URLが「https://」で始まっているかを確認……8.3%
2. 商品価格が極端に安くないかを調べる……2.7%
3. 「本日限り」等、購入を急がせていないかを調べる……4.2%
4. 「支払いは仮想通貨のみ」と書かれている……33.3%

 クイズへのご参加ありがとうございました! 計48票もの回答をいただきました。来月以降もこうしたクイズ形式のアンケートをご用意しておりますので、もし見掛けた際はぜひご参加くださいませ。

 今回は、年末年始のセール期間中ということもあり、ネットショッピングに関するクイズでした。

 フィッシング詐欺の亜種として、安売り情報のメールやメッセージをエサに偽のショッピングサイトに誘導してクレジットカード情報を含む個人情報を盗み取る手口があります。そんな偽ECサイトを見分ける方法を4つの選択肢から選んでいただく内容です。

引っかけ問題だったかも!?

 まずは答え合わせから! 正解は1の“URLが「https://」で始まっているかを確認”で、正答率は54.2%でした。なかなかの難問だったようですね。

 一見、通信を暗号化している証と言える「https」から始まるWebサイトなら安全だろうと思ってしまいがちですが、最近はそうとも限りません。https化にはSSLサーバー証明書を取得することが必須ですが、そのためのハードルが以前よりも低くなっており、詐欺目的の偽Webサイトでも取得できるチャンスがあるのです。

 そのほか、2の“商品価格が極端に安くないかを調べる”、3の“「本日限り」等、購入を急がせていないかを調べる”はオーソドックスな判断材料です。

 4の“「支払いは仮想通貨のみ」と書かれている”はいかにもアンダーグラウンドでうさんくさい雰囲気があるものの、真偽には直接関係しません。4を選んだ方は33.3%いらっしゃいますので、この選択肢の存在が難易度を上げたようです。

 なお、3つの選択肢すべてに当てはまっていても、偽サイトではないと断言はできません。メール内容に惑わされず、直接ショッピングサイトに飛んでから当該商品を検索で探すことが最も安全な方法です。

 今後もマカフィー・セキュリティ情報局発のアンケートやクイズを見かけましたら、ぜひともご回答くださいませ!

今後もアンケートやクイズを見掛けたら、お気軽にご回答ください!

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