Xboxが2025年1月24日に配信したオンライン番組「Developer_Direct」を受けて、Microsoft ゲーミングCEOを務めるフィル・スペンサー氏がGamertag Radioのポッドキャストに出演し、インタビューを受けた。
そのなかでフィル氏は、XboxのオリジナルゲームがPlayStationや任天堂のプラットフォームでリリースされる可能性について言及している。
「私たちが提供するサービスをできるだけ多くのデバイスで体験できるようにしたい」、Xboxのゲームを体験できる場所を「壁で囲むつもりはありません」と語った。
また、インタビュアーのパリス氏から「ほかのプラットフォームで遊べるのに、Xboxハードを買う理由はなに?」と質問されると、「ハードウェアは機能とユーザーごとの選択肢の適合によって選んでほしい」と回答。ゲーム自体はハードの垣根なく遊べるようにしたいが、Xboxハードによるネイティブな体験も自信をもっておススメするという趣旨のようだ。
そのうえで“プレイステーション”“任天堂”“Valve”といったワードを出しつつ、「私たちのゲームは間違いなく、もっと多くの場所に登場するでしょう」と語った。
さらに、任天堂が先日発表した“Nintendo Switch 2”について聞かれると、「Switchは大成功だし、Switch2もそうなると思う。我々のゲームで彼らをサポートしたい」とのこと。
およそ1年前に「4つのXboxの人気タイトルがNintendo SwitchおよびPlayStationで発売決定!」というニュースがあったが、今回はその方針が継続していることを明言するものとなった。
具体的なタイトルなどには触れられていなかったが、日本のメーカーであるスクウェア・エニックスやセガ、コーエーテクモゲームスなどの名前が挙がっていたので、近いうちに情報のアップデートがあるかもしれない(コーエーテクモゲームスについては「NINJA GAIDEN」のこと)。
今後のXboxの動向に注目しよう。
© Microsoft 2025
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります