CGレンダリングもAI性能もRTX 4090を超越
GeForce RTX 5090を検証、瞬間最大電力で650Wを食らう怪物GPUだった
2025年01月23日 23時00分更新
RTX Blackwell世代のフラッグシップ「GeForce RTX 5090」(以下、RTX 5090)の発売が1月30日に迫っているが、本日(2025年1月23日)はRTX 5090のFounders Editon(以下、FE)のパフォーマンスレビューが解禁となった。
RTX 5090 FEのパッケージや外見については、既報にてご覧いただいたと思うので、早速本題に入りたい。今回のレビューも2部構成となる。まず本稿では、RTX 5090の概要や仕様上の注意点。基本的なベンチマークやクリエイティブやAI系アプリを中心に語る。ゲーム編はがっつりと後編にてお届けする予定だ。
あらゆるGeForceを凌駕するRTX 5090
検証結果の前に、RTX 5090のスペックを簡単におさらいしておこう。CUDAコア数はRTX 4090より約32%増の21760基に増加。RTコアやTensorコアはそれぞれ1世代更新され、CUDAコア同様に増量した。
そして、VRAMは最新のGDDR7を採用し、RTX 5090のメモリーバス幅はRTX 4090(1.01TB/sec)の約1.77倍となる1.79TB/secに拡大した。ゲームを4K解像度以上でプレイしたい場合はもとより、レイトレーシングやAIなど、メモリー帯域が重要なシチュエーションでは非常に頼もしい仕様となる。
また、インターフェースはPCI Express 5.0(Gen 5)になったが、特にGen 5接続でないと利用できない機能はない。Gen 5とGen 4接続による違いはのちほど検証しよう。
最大の注意点はTGP(Total Graphics Power。他社におけるTotal Board Power)が575Wと非常に高いことだろう。RTX 4090では450Wでコネクターの焼損問題が出ていた。多くはケーブルの挿入不足や変換ケーブルの質が原因であった。
とはいえ、受け側であるRTX 40シリーズで導入された「12VHPWR」の構造もトラブルを招きやすいということで、本世代の受け側はより改良を進めた「12V-2x6」が採用されている。
そして、電源ユニット側も改善が進んでおり、16ピンのコネクターが色付きになり、挿入不足が視認できる製品や、温度センサーをつけて異常発熱を検知したら燃える前に通電を止める設計を備えた製品が増えている。
予価40万円(以上)の高額なビデオカードを使う以上、電源ユニットもしっかりしたものを選びたい。RTX 5090 FEには普通の8ピン補助電源4系統から16ピンに変換するケーブルが同梱しているが、スマートに組むことを考えたら前述のような付加価値を備えた16ピンケーブルが使える電源ユニットに交換することをオススメする。
ちなみに、今回のRTX 5090 FEは瞬間的(0.2秒程度)ではあるが、650Wまで出たことを確認しているので、電源ユニットは1000W以上がオススメだ。

「GPU-Z」にてGPUの情報を取得。検証時点ではまだGPU-Zのデータベースに入っていないため、ところどころに抜けがある。Bus Interfaceに「PCIe x16 5.0」とあり、VRAMが32GBと超大容量な点に注目してほしい。なぜかPhysXの欄にチェックが入らないが理由は不明だ
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