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iPadでプレゼンテーション(2)

【活用提案】プレゼン資料の作成に必須の「Keynote」アプリをもっと便利に使うワザ

2025年01月28日 13時00分更新

iPhoneをリモコンにしてプレゼンをする

 プレゼンするときは、iPadの画面を操作しながら行うことになる。外部モニターに映し出せるなら問題ないが、iPadの画面でプレゼンする場合、操作も見せることになるため、双方にとって煩わしいだろう。

 そこで使いたいのがリモート機能。「Keynote」はアップルの連係機能に対応しており、iPhoneをリモコン代わりにできるのだ。外部モニターに映し出している場合でも、自由に動いて話せるので、豊かな表現が可能になる。

 iPhoneをリモコンにするには、iPadとiPhoneが同じWi-Fiに接続されていることを確認する。次に、iPad側の「Keynote」でリモートコントロールを有効に設定しよう。最後に、iPhone側でペアリングすれば設定は完了だ。

画面右上にある「…」→「Keynote Remote」の順にタップする。

表示されたメニューの「リモートコントロールを有効にする」をオンにする。メニューはこのまま表示しておく。

iPhoneで「Keynote」を開き、リモートアイコンをタップ。次の画面が表示されたら「続ける」をタップする。

iPadのメニューに「iPhone」が表示されるので「リンク」をタップする。

iPadとiPhoneに同じ番号が表示されていることを確認し、iPad側で「確認」をタップ。iPhoneがリモコンとして動作するようになる。

 これで、iPhoneを使ってプレゼンの操作が可能だ。iPhoneの「Keynote」アプリに表示されている「再生」をタップすると、プレゼンを開始できる。あとは、iPadと同様に操作すればいい。

iPhone側に表示されている「再生」をタップすると、プレゼンテーションモードが始まる。あとはiPhoneで操作すればいい。

 なお、iPhone側で発表者ノートを確認したい場合は、画面右上からレイアウトオプションを選び、ノートが表示されるレイアウトを選択すればいい。

レイアウトアイコン→「現在とノート」をタップすると、スライドの下に発表者ノートが表示される。

 今回は、「Keynote」をもっと活用するためのさまざまな方法について紹介してきた。これらを知っていると、効果的なプレゼン資料が作れるようになるだろう。

 ここで紹介した以外にも「Keynote」には便利な機能が多く搭載されている。これらは実際に使いながら発見してもらいたい。

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