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弥生、新体制でAI戦略を推進しさらなる成長へ

2025年01月14日 17時00分更新

 弥生は1月14日、新年の記者懇談会を開催した。昨年10月に代表取締役 社長執行役員 兼 最高経営責任者(CEO)に就任した武藤健一郎氏が登壇し、新体制の方針やAI戦略について説明。日本の中小企業を支援するために最新技術やAIを積極的に活用し、組織内外で変革を進める意欲を示した。

新CEOの武藤健一郎氏。趣味はトライアスロンで、就任後すぐにハワイの大会に出たほどの熱量。

 懇談会の冒頭では、前社長の前山貴弘氏が挨拶。「新体制の下、よりスピード感を持った事業推進を目指す」とコメントした。前山氏は引き続き代表取締役 副社長執行役員 管理本部長 兼 最高財務責任者(CFO)として組織運営を支援する。

前社長の前山貴弘氏。副社長CFOとして、引き続き経営に携わる。

 新CEOの武藤氏はサンパウロ生まれ。アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)やマッキンゼー、グーグルなどを経て、弥生に入社した。

 アンダーセンではエンジニアとしてERPのシステム構築、マッキンゼーでは日本のテクノロジーグループ(ビジネステクノロジーオフィス)の初期メンバーとして活躍。外資系企業の依頼で日本の戦略を立てたり、IT戦略のコンサルティングなどに従事した。

 グーグルでは広告事業に責任者として従事。AIを活用した広告事業の進化にグーグルで触れた経験が、弥生での中小企業支援への意欲につながったと語っている。

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