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3万円台で上位機に迫る音質? FIIOの平面磁界型ヘッドホン「FT1Pro」発表

2025年01月10日 10時00分更新

 エミライは1月10日、FIIOブランドの開放型ヘッドホン「FT1Pro」を発表した。価格はオープンプライスで、実売価格は3万円台半ばになる見込み。発売は1月17日を予定している。

FT1Pro

 FT1Proは、FIIOが独自に開発した平面磁界ドライバーを採用。95×86mmと大口径で薄さ1μmのダイヤフラム(振動板)を採用。サファイアとアルミニウムのデュアルコーティング技術による均一な磁場設計で、繊細かつ豊かな音楽表現が可能だという。ナノメートル単位の精密コーティングは半導体産業からヒントを得たもの。卓越した音質と優れた耐久性が得られるとしている。

 使い勝手や携帯性にも配慮。インピーダンス20Ωで感度も高いため、低出力なアンプなどとの組み合わせも可能。本体は374gと軽量で、スエード素材のヘッドバンドは頭の形に合わせて3方向に動く設計で、自由な角度調整で優れたフィット感が得られる。長さは12段階の調整ができる。

FT1Pro
FT1Pro

 周波数特性は7Hz~40kHz、感度は112dB/Vrms(1kHz)、95dB/mW(1kHz)。端子はデュアルTSヘッドホンコネクターでケーブルの交換・カスタマイズが可能な着脱式。ケーブルは銀メッキ無酸素銅線を採用した3.5mm端子と4.4mm端子の2種類、長さは1.5m。本体には収納バッグも付属する。

FT1Pro
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