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2025年こそは災害に備える! ポタ電でいざというときのために電源を確保するワザ!

2025年01月02日 13時15分更新

大容量ポタ電を試してみた!
エアコンや冷蔵庫が使えて安心

 前ページの大停電の夜、試しにと手持ちの小型ポタ電を冷蔵庫にもつないでみた。わが家の冷蔵庫は460Lだが、比較的新しいモデルなので消費電力は少ない。それでも小型ポタ電は30分程度ですっからかん。大型家電にはこの容量では不十分だと分かった。

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 そこで、大容量モデルを試してみた。容量は小型ポタ電の約8倍の2042Wh、出力もAC3ポート合計2200Wと高い。冷蔵庫につないでみたところ12時間を超える使用時間が表示された。エアコン(6畳用2.2kWモデル)にもつないで冷房運転してみたら、使用時間は6時間弱との表示。消費電力を抑えるよう工夫しながら使えば、電力復旧までしのげそうに思える。

電力確保

460L冷蔵庫が約12時間稼働。停電中にも安心して冷蔵庫を使用できる。保冷剤の併用や断続的に使うことで、さらに冷気を保持できそう

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6畳用エアコンの冷房運転では約6時間の稼働。エアコンは立ち上げ時に電力を使うので、停電後すぐにつなげれば稼働時間が延びそう

 出力が高いので、調理家電のような熱源を持つ家電にも使えそうだが、複数の家電製品を使用するとそれだけ電力消費が大きくなるので、停電が長期間におよぶケースも想定して、ソーラーパネルを買っておく必要性も感じた。

 なお、UPS&パススルー機能を搭載しているため、日常的にパソコンにつないでおけば、家電の使い過ぎでブレーカーが落ちた時にも、パソコンのデータを飛ばさず安全にシャットダウンできて便利だ。

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PCに接続しておけば、突然の停電でもデータを保存して安全に PCを終了できる。LEDライトにより暗がりでも操作可能だ

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ACポートが3つあり、合計2200Wまで使えるので、スマホの充電をしつつ調理家電や暖房器具を併用するということも可能

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