君はキーボードに4万円出せるか? こだわりあふれる「HHKB Studio 雪」
製品を導入する3つのメリット
メリット1 静寂に包まれた打鍵感
HHKB Studio 雪はリニアタイプのメカニカルスイッチを採用しており、指への負担が少なく、驚くほど静かなタイピングが可能です。オフィスや家族のいるご自宅など、静かな環境で作業したい人にとって、集中力を妨げない理想的な打鍵感ではないでしょうか。
個人的には、深すぎず浅すぎないちょうど良い底付き感が、心地よいリズムを生み出し、長時間タイピングしていても疲れにくい印象でした。
メリット2 洗練された“白”のデザイン
雪をイメージした美しいデザインは、デスク周りを明るく清潔な印象にしてくれるほか、コンパクトなボディは、限られたスペースでもすっきり収まり、スタイリッシュなデスク環境を構築できます。
昨年登場した「HHKB Studio」は黒一色で、弱点でもあったキートップの見にくさも白地にグレーの文字によって改善されています。ファンクションキーなどが見やすくなっているのも注目です。
メリット3 ポインティングスティック搭載
キーボードのほぼ中央にマウス操作を可能にするポインティングスティックを搭載しているほか、3つのマウスボタンをスペースバーの下に配置しています。キーボードから手を離すことなくカーソル操作ができるため、作業効率が大幅に向上します。
プログラミングやデザイン作業など、頻繁にカーソル移動をする人には非常に便利です。ポインティングデバイス自体の精度も高いため、より直感的な操作が可能ではないでしょうか。
購入時に注意したい2つの側面
高性能ゆえの価格帯
HHKB Studio 雪の価格は4万4000円。高価な製品であるため、一般的なキーボードと比較すると購入のハードルが高いと感じられるかもしれません。ですが、キーボードは長く愛用できる製品なので、その性能とデザイン性を気にいる人にとってはかけがえのない存在になるでしょう。
コンパクトなレイアウトは好みが分かれるかも
キーボードのレイアウトがコンパクトであるため、従来のフルサイズキーボードに慣れている人は、少し窮屈に感じるかもしれません。またテンキーがないため、数値入力が多い方には不向きかもしれません。しかし、これらは時間とともに慣れていきます。そうなれば、コンパクトなレイアウトのメリットである省スペース性やポータビリティーを実感できるのではないでしょうか。
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