24スレッドフルロード動作もまったく不安なし
CPUがフルロードされるレンダリングベンチマーク「Cinebench 2024」(30分間)を実行したほか、重量級ゲームタイトル「インディ・ジョーンズ/大いなる円環」を2時間程度プレイしたが、いずれもしっかりとパフォーマンスを発揮した。電源回路にエアフローを生まない水冷CPUクーラーでテストしているが、「VRM MOS」(HWiNFO64 Pro読み)は63度と不安のない温度を維持していた。
パフォーマンス面も不安なく、「Cinebench R23」「Cinebench 2024」のスコアはRyzen 9 9900Xの性能を引き出せていたので安心だ。
魅力十分の「B850 AORUS ELITE WIFI7」
コスト重視だと、正直2万円を切っているAMD B650チップセット採用マザーボードに心惹かれるが、「B850 AORUS ELITE WIFI7」は、さまざまな用途で長く使い続けられるスペックを備える1枚になっている。
2025年に普及が進みそうなGen 5対応のビデオカード用PCI Express x16スロットとNVMe M.2拡張スロット。さらに次世代無線LAN規格のWi-Fi 7や、データ用ストレージの増設に使用できる2基のNVMe M.2拡張スロット。そしてゲーミングデバイスから、キャプチャーデバイス、USBマイク、ペンタブレットなど、USBデバイスの接続に困ることのない豊富なUSBポートと、搭載機能面では非の打ち所がない。
2025年にRyzenで組もうと考えている人は、候補にホワイトコーディネートに最適な”ICE”モデルとともに、購入候補に入れておいていいだろう。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう