知識ゼロ・手ブラでOK!
スタッフが完成まで組み立てサポート
スタッフからあいさつや段取りについての簡単な説明があって、いよいよ自作パソコン組み立てイベントがスタート!
次は組み立ての解説動画を見て、作業内容を確認しながら参加者がパソコンを自作していきます。なお、パソコンの組み立てに必要な工具はすべて用意されているので、手ブラで参加できます。
パソコンの組み立てに詳しいスタッフが常駐しているので、わからないことや不安なことは、その場で聞けます。逆に、早く組めた人はどんどん先に作業を進めることもできます。参加者は自分のペースでパソコンの組み立てを進められ、完成までスタッフが付き添ってくれるので安心です。
マザーボードを箱から取り出し、CPU、SSD、メモリーといったPCパーツを取り付けていきます。自作パソコンを組み立てる際に最も注意が必要なCPUの取り付けは、参加者も慎重に慎重を重ね、スタッフといっしょに確認しながら進めていました。
メモリーは挿し込みが甘くなりがちなPCパーツなので、しっかり力を込めます。今回用意されたメモリーはアドレサブルRGB LED搭載ヒートシンクのモデルだったので、裸のメモリーよりも幅があって力を入れやすく、いくぶん挿入しやすい印象でした。
次はマザーボードにCPUクーラーを取り付けていきます。CPUクーラーは標準リテールクーラーのほか、参加者の希望で空冷のサイドフロー型、または簡易水冷型にアップグレードできました。
選択したCPUクーラーのタイプによって工数に差が出るため、標準リテールクーラー<サイドフロー型<簡易水冷型の順で取り付け難易度は上がります。参加者はそれぞれスタッフのサポートを得ながら進めていました。
マザーボードをPCケースに取り付ける前に立ちはだかる難敵が、I/Oバックパネルの装着です。自作パソコンの組み立てに慣れている人でも、少し手間取ってしまうのがこの作業。イベントでも苦戦する参加者がたくさんいらっしゃいました。
続いては電源ユニット。今回のイベントにあった電源ユニットは、フルモジュラータイプかセミモジュラータイプだったので、使用するケーブルを選別してからPCケースに取り付けていました。
最後は大物PCパーツであるビデオカードを取り付けて、パソコンとしての形がおおよそ整いました。
組み立て作業も大詰め。各種配線をマザーボードなどにつなげていきます。昨今の自作パソコンはケーブル配線を美しく仕上げることも醍醐味の1つ。スタッフは裏配線のまとめ方などを参加者にアドバイスしていました。
開始から1時間30分ほど経過すると、作業を完了した参加者がちらほら。組み立てたパソコンは別のスペースに運ばれ、動作チェック、BIOSアップデート、Windows 11のインストールを実行します。これらの作業はスタッフがやってくれるので、あとは待つだけとなります。自作パソコンを持ち帰ってすぐ使える状態まで仕上げてくれるのはうれしいですよね。
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