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RTX 4070 Ti SUPER&キャプチャーカード搭載ゲーミングPC、本格実況配信を始めるならコレが鉄板か
タイトルによっては4Kプレイもイケるゲーミング性能
ここからはゲーミングPCとしての実力に迫ろう。まずはゲームで重要な3Dグラフィックス性能を定番ベンチマークの「3DMark」でチェック。多数のテストが用意されているが、その中でもとびきり重たい「Speed Way」の結果から。
スコアーは6115と、さすがGeForce RTX 4070 Ti SUPERといったところ。WQHD(2560×1440ドット)なら高画質で遊べ、4K(3840×2160ドット)でもタイトルによっては快適にプレイできるだけの実力がある。ほかのテスト結果は以下にまとめておいたので、性能比較の参考にしてほしい。
続いて、実際のゲームに近いベンチマークとして、「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」(以下、FF14ベンチマーク)も試してみよう。軽量なため、画質設定はプリセットの「最高品質」、解像度は4Kとした。
スコアーは12312で、評価は「とても快適」。重たい設定にしてもまだ余裕があり、ゲームに影響がないレベルで快適に遊べるだろう。レポート出力機能で詳細を見てみると、平均フレームレートが約86.5fps、最低フレームレートは52fpsだった。
さらにフレームレートを上げるには解像度か画質を落としてもいいが、GeForceならDLSSも手段の1つ。これは低解像度で計算し、表示する前に超解像化などを行ってアップスケーリングすることで、高い画質を維持しながらフレームレートを引き上げるという機能だ。
DLSSを使用すると、スコアーは20160と大幅に上がり、評価も最高の「非常に快適」となった。また、平均フレームレートは約142.7fps、最低フレームレートも73fpsとかなり改善。多くのシーンで不安なくプレイできるだろう。
では、重量級のゲームではどうか? 美麗なグラフィックと適度な難易度で人気となった「黒神話:悟空」のベンチマークツールを試してみた。PCの性能に合わせて快適に動作する設定も選べるが、今回は解像度を4K、画質レベルを「最高」、フルレイトレーシングを「中」、DLSSを有効にしてサンプリング解像度を「50」で試した。
平均フレームレートは78fps、95パーセンタイルでも71fpsと60fps以上をキープ。これならほとんどのシーンを滑らかな表示のままプレイできるはず。DLSSを使用しているとはいえ、4K・高画質設定でこの結果は好印象だ。
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