マネーフォワードのグループ会社であるマネーフォワードiは、2024年12月19日、「IT顧問 情シス君」を提供するデジタルハックと協働で、情シス業務のアウトソーシングサービス「Admina Digital Workforce」を提供開始した。SaaS・デバイス管理ツール「マネーフォワード Admina」とIT分野のエキスパート人材による業務代行を組み合わせて提供される。
日本企業のDXが進まない場合、年間12兆円もの経済損失が生じるという「2025年の崖」が問題となっている。Admina Digital Workforceは、2025年の崖に向けて、SaaS化を進めたシステムの管理に悩まされている情シス、基幹システムの管理に集中したい情シス、そもそも人材が不足している情シスなどに対して、情シス業務をオフロードして自社対応比率を下げることを支援するサービスである。
Admina Digital Workforceでは、用途に応じた4つのプランとして、情シス不在の企業向けの 「情シス立ち上げプラン」、上場準備企業向けの「IT統制プラン」、オンプレミスも含むアカウント管理を支援する「アカウント管理まるなげプラン」、SaaS利用のガバナンス管理を支援する「SaaSガバナンス徹底プラン」を用意している。
情シス立ち上げプランでは、ネットワーク・サーバー構成などのインフラ管理やIT資産管理、アカウント管理、問い合わせ対応などの業務の改善を提供して、基礎的なIT環境の構築をサポート。IT統制プランでは、ガバナンス戦略やデータ管理、業務プロセス変更、委託先評価など、上場時に要求されるIT統制に関わる業務の構築を支援する。
アカウント管理まるなげプランおよびSaaSガバナンス徹底プランでは、マネーフォワード Adminaを利用した上で、アカウント管理業務およびSaaS利用のガバナンス管理を代行する。両プランでは、マネーフォワード Adminaと未連携のSaaSにおいて、6件まで優先的に連携開発リクエストを受け付けるという。
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