最大4画面のマルチディスプレイでゲーム画面がより広大に表示される!
「ROG Zephyrus G16 GA605WV」を据え置き中心で使ってみたい人なら、インターフェースとしてUSB4(Power Delivery対応、映像出力対応)×1、USB 3.2 Gen2 Type-C(Power Delivery対応、映像出力対応)×1、HDMI出力×1を搭載している点に注目だ。外部液晶ディスプレイを接続することで、本体ディスプレイと合わせて計4画面のマルチディスプレイ環境を構築できる。
USB4とUSB 3.2 Gen2 Type-Cは、今後登場する最新USB機器の接続に役立つうえ、スマホに給電可能なため(Power Delivery対応)、周辺機器の接続で困ることはまずないだろう。
また「ROG Zephyrus G16 GA605WV」を手に入れたら試してほしいことのひとつが、計6つのスピーカー(2W×2、1W×4)を使って、ゲームやビデオコンテンツの音声を再生することだ。ディスプレイの高い性能のおかげもあって、その迫力に驚く人は多いはずだ。
最新規格のBluetooth 5.4をサポートしているためワイヤレスタイプのゲームパッドやヘッドセット、マウスなどを繫げやすく、ケーブルレス環境を構築しやすい点も魅力だ。無線LAN機能も最新のWi-Fi 7を利用できるため、快適なオンラインプレイを満喫できる。
長時間ゲームで遊ぶなら冷却機構の「ROGインテリジェントクーリング」に注目、性能と静音のバランスも調整できる
オンラインゲームで遊ぶうちに夢中になり、いつの間にか長い時間プレイしていたという経験がある人はいるはずだ。ところがゲーミングノートが登場した当初は、長時間ゲームで遊んでいると発熱対策のためCPUやGPUの性能を抑える機構が働き、十分なゲーム性能を発揮できないことがあった。製品を保護するためやむを得ないのだが、ゲーマーとしてはできる限り長い時間高い性能で遊びたいところだ。
「ROG Zephyrus」シリーズでは、こういったゲームスタイルに応えるべく、「ROGインテリジェントクーリング」システムを採用することでその解決を図り、高い性能を長時間発揮できるようにした。まずCPU部分に最大13度温度を低減させる液体金属グリスを塗布しており、7本の内蔵ヒートパイプでCPU/GPU/ビデオメモリーなど効率的に冷却する。同時に、超高密度フィン採用のフルワイドヒートシンクによって放熱も行う。また第2世代Arc Flow Fanはエアフローを13%向上させた3つのファンで構成されており、効率的な吸気と排熱を担当しているという。
さらに、ASUSの独自ユーティリティーソフト「Armoury Crate」では、CPUとGPUの電力を制限しファンの音などノイズレベルを低減させる「サイレント」モード、性能・温度・ノイズレベルのバランスを取る「パフォーマンス」モード、CPUとGPUへの電力供給やファンからのエアフローを最大化して高パフォーマンスを提供する「Turbo」モードが用意されている。ゲームで遊ぶときやクリエイティブ用途では「Turbo」モード、ブラウジングなどのときは静音性を重視して「サイレント」モードにするなど、自由に設定を変更できる。
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