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ワイルドな工作用に使えるニトリル手袋をお探しの方に朗報です

これでも破れないの!? 使い捨ての作業用手袋「ヘビーデューティー」が飛び抜けて強かった

2024年12月16日 20時00分更新

●コンパクトで取り出しやすいパッケージ

 ニトリル手袋は1枚ずつ購入するものではなく、1パッケージで数十枚というのが普通。そのため、通常は紙の箱などに入って売られています。

 しかし、SAFESKIN*は紙の箱ではなくPOPnGOパッケージを採用。これは、薄いプラスチックフィルムの袋に入ったパッケージで、上部のフタを開いて取り出し、閉めて保存できるというものです。ウェットティッシュのシール部がフタになったようなもの、といえば伝わるでしょうか。

フタのあるPOPnGOパッケージを採用

 1枚ずつ取り出しやすいのはもちろんですが、中身が減ると平らになっていくので、残りが少ないかどうか、ひと目で確認できるというのも便利です。

 形状は左右共通。ヘビーデューティーを1枚引き出してみると、なるほど、厚みがあるのが感じられ、一般的なニトリル手袋よりもゴワゴワしている印象です。引っ張っても伸びにくく、手持ちの一般的な製品やミディアムデューティーと比べ、かなり丈夫に感じました。

 柔らかさが違うというのは、引っ張った時にできるシワの様子からもわかります。例えば、親指の付け根当たりを指でつまみ、左右に引っ張ってみましょう。

一般的な製品やミディアムデューティーでは、シワが細く数も多いです

ヘビーデューティーは少し厚く硬くなるため伸びにくく、シワが太めに

 一般的な製品やミディアムデューティーは薄く柔らかいため、シワが短い間隔で多数できます。これに対してヘビーデューティーは、厚みがあるためシワができにくくなっていました。

 ヘビーデューティーは厚手で引っ張りに強い……つまり、擦れやすい力のかかる用途で使っても、破れにくいだろうと期待できます。

 手にはめてみると、やはり一般的な薄手の製品とは違うと実感します。とくに違うと感じたのは、装着するときの感触

 指を奥まで挿し込むため、手首あたりを引っ張って装着しますが、この時、一般的な製品だと伸びてしまい、なかなか指が奥まで入りません。これに対してヘビーデューティーは伸びが小さく、スルッと入ってくれます。

手首を引っ張ってもあまり伸びず、装着しやすいです

 ただし、装着後の指の動かしやすさは、伸びやすい一般的な製品の方が上。ヘビーデューティーだと普段より抵抗が大きく、とくに指が曲げにくくなります。といっても、比較すれば曲げにくいというだけ。細かな作業の妨げになるほどではありません。

 ちなみに、探してみるとヘビーデューティーよりも厚みのある製品があります。しかし、さらに指が動かしにくくなってしまうため、耐久性と動かしやすさを考えると、ヘビーデューティーのほうがバランスがよさそうです。

 装着して気が付いたのは、指先が少し厚くなっていること。指先はどうしても破れやすいですから、厚めになっているのはうれしいですね。また、この指先は凹凸のある滑り止め仕様となっていたので、手にしたモノを落としにくいというのもメリットです。

わずかに凹凸があり、滑りにくくなっています

 ちなみに、手袋を装着したままでも、スマホやタブレットをタッチ操作できます。説明書や手順書、資料などを表示しながら作業する場合に便利ですし、急な連絡がきたときに、手袋を外すことなく応答できるのも助かります。

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