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黒くてデカいデスクトップパソコンは不要! 在宅ワークこそエレガントに効率アップを狙える「Lenovo IdeaCentre Tower 14IRR9」だ

2024年12月26日 11時00分更新

文● 山口優 編集●ハイサイ比嘉
提供: レノボ・ジャパン

もうフルHDには戻れない! 多くのアプリやウィンドウで作業効率アップできる高解像度表示が可能

 液晶ディスプレイ一体型パソコンを除き、デスクトップパソコンはディスプレイが外付けになっている。そのため、クリエイティブ用途なら色再現性を重視した高品位液晶ディスプレイ、ゲームなら没入感の高いウルトラワイドディスプレイ、データ入力なら情報量が多く一覧性の高い高解像度ディスプレイという具合に、さまざまな製品から用途に合ったものを選んで使えるのがメリットだ。

 「IdeaCentre Tower 14IRR9」は映像出力端子としてHDMIとアナログのVGAの2系統を標準搭載しており、それぞれの映像出力端子が対応する最大解像度は次のようになっている。

「IdeaCentre Tower 14IRR9」の映像出力機能
映像出力端子 最大解像度/リフレッシュレート/色数
VGA 2048×1536ドット/50Hz/1677万色
HDMI 3840×2160ドット/60Hz/1677万色

 一般的なフルHD(1920×1080ドット)だけでなく、画像編集や映像制作現場でポピュラーな4K(3840×2160ドット)にも対応し、幅広いシーンで活用できるのが嬉しい。画面サイズが大きく高解像度の液晶ディスプレイなら、広々としたデスクトップ環境に整えることができ、作業効率を高めやすくなる。たとえば、表計算アプリなら一度にセルやグラフを多く表示できて情報を把握しやすくなるし、Webサイトや文書の閲覧時もスクロールの頻度を減らすことができる。もっとも、あまり画面が大きすぎると視線の移動も大きくなって目や首が疲れやすくなるのでバランスが重要だ。

 その意味で、多くの人にとって使い勝手がいいのは27インチWQHD(2560×1440ドット)前後の液晶ディスプレイだろう。画面全体を視界に収めやすい大きさでありながら情報量も多く、サイズと解像度のバランスが絶妙。Windowsの表示設定を100%にしても文字が細かくなりすぎないのも使いやすい理由だ。複数のウィンドウを開いていても余裕があり、マルチタスクで作業しやすいので、在宅ワークや自宅での学習にはとくにお勧めできる。

 そこで、今回は数ある27型WQHDディスプレイの中からレノボ・ジャパンの「L27h-4A」を選び、「IdeaCentre Tower 14IRR9」をつないで使ってみることにした。

 「L27h-4A」は視野角の広いIPS方式の液晶パネルを採用しているため多少斜めに配置して画面を見るようにしても、色や明るさの変化が少ないのがうれしい。またノングレア(非光沢)パネルのため映り込みが少なく、光源が近くにある明るい場所でも画面が見やすい。

レノボ・ジャパンの27型WQHDディスプレイ「L27h-4A」。sRGBを99%、DCI-P3を90%カバーする色域の広さが特徴。ノングレア(非光沢)パネルのため映り込みが少ない

 解像度が2560×1440ドットと高く、細かい文字や画像のディテールが確認しやすいため、文書作成や画像編集なども効率よく作業できる。またオンライン会議をしながらメモを取るときのように、複数のアプリを使い分けながら作業するときも、ウィンドウが極力重ならないように開いておける。そのためマルチタスクも快適。フルHDディスプレイを使っていた人なら、もう以前の環境には戻れないと思ってしまうこと間違いなしだ。

 画面周囲のベゼルが4辺とも極細のナローベゼル(狭額縁)デザインを採用しており、圧迫感が少ないため画面に集中しやすいのもいいところ。明るいグレーを基調にした本体カラーや台座のソフトウェーブが「IdeaCentre Tower 14IRR9」と共通しており、デザインに統一感があるのも好印象だ。

「L27h-4A」の台座部分と「IdeaCentre Tower 14IRR9」の前面パネル。明るいグレーの本体カラーやソフトウェーブなど、デザインに統一感がある

 再現できる色の範囲(色域)がsRGB比99%、DCI-P3比90%と広く、画面上で正確な色味を確認しやすいのも評価できる部分。このほか、3W+3WのデュアルスピーカーやUSBハブ機能を内蔵しており、パソコン本体のUSB端子を極力ふさがずに周辺機器を利用できる点にも注目したい。

「L27h-4A」は、映像入力端子としてHDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4、USB 3.2 Gen1 Type-C(DP 1.4 Alt Mode)アップストリーム兼用)を搭載している。USB 3.2 Gen1 Type-Cは給電対応のため、スマートフォンを充電できる。USBハブとして利用する場合は、USB 3.2 Gen1 Type-Cとパソコンをつなぎ、USB 3.2 Gen1 Type-AにUSB機器をつなぐといい

 また在宅ワークでは長い時間画面を見て過ごすことになるため、画面の位置を調整する機能もチェックしてほしい。「L27h-4A」は画面を上下に動かせるチルト機能、左右に動かせるスイベル機能、高さ調節機能を備えているため、目や肩、腰などが疲れにくい位置になるように、画面の中央部分とイスに座ったときの自分の目線の位置を合わせやすい。

スタンド部は、画面の上下方向の角度を調整するチルト機能(-5度/22度)に対応。左右方向の調整するスイベル機能(-360度/360度)も利用できる

高さ調節機能(最大150mm)を使うと、画面の中央位置をイスに座った際の目線の高さに合わせやすい

 縦長の文書や画像を扱う機会の多いユーザーなら、ピボット機能がお勧めだ。作業内容に合わせて柔軟に画面を調節できるため、在宅ワークや自宅での学習にはピッタリだといえるだろう。

縦長の文書や画像を扱う機会が多いならピボット機能を利用しよう。ディスプレイ部分を回転させることで、画面を縦型に表示できる

「L27h-4A」の主なスペック
画面サイズ/パネルタイプ 27型/IPS
解像度 WQHD(2560×1440ドット)
アスペクト比 16:9
リフレッシュレート 100Hz
応答速度 1ms(MPRT)、4ms(Extreme Mode)、6ms(Normal Mode)、14ms(Off Mode)
輝度 350cd/m2
コントラスト比 1500:1
視野角 水平178度/垂直178度
スタンド チルト(-5度/22度)、スイベル(-360度/360度)、高さ調節(最大150mm)、ピボット(-90度/90度)
色域 99%sRGB、90%DCI-P3
最大発色数 1670万色
映像入力端子 HDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4
インターフェース USB 3.2 Gen1 Type-C(給電対応、DP 1.4 Alt Mode、アップストリーム)×1、USB 3.2 Gen1 Type-A(ダウンストリーム)、オーディオ出力×1
内蔵スピーカー 3W+3W
サイズ/重量 613.2×196.2×571.6mm/5.97kg
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